"ネット回線&プロバイダー変更"ラプソディー その3
なんやかんやありつつも、
光回線に変更して、はやひと月ほど経ちました。
が、その光速の実感は
必ずしも得られていないですね…。w
これがYOUTUBEやニコニコ等で盛況な
生放送で配信されてる人達ならば
その差を感じたりされてるのでしょうけども。
ま、それでも以前のADSL回線と遜色なく、
再びの日常が戻ってきた時点で、
これと言った不満はないわけなんですが。
ただやはり変更直後は諸々の設定や
ちょっとしたトラブル等に煩わされることも
決して少なくありませんでした。
なかでも、いや~な汗をかきまくりで、
悪戦苦闘したのが、メールアドレスの再設定。
今まで前のプロバイダーに提供された
メールアドレスを使っていたのですが、
このプロバイダー変更に際して、そのメアドを返還しました。
結果、当然、使えなくなりました。
それなりの手続きを踏めば使い続ける事もできたのですが、
それほどのこだわりも必要性もなかったので、
新しいメアドに変更することが決定路線でした。
で、その新しいメールアドレスを利用中の
【Windows Live Mail】に設定しようとしたら、
もうず~っとエラーが出っぱなし…。w
新たに契約したプロバイダーの「OCN」さんが、
僕のような設定音痴のために
「簡単メール設定」なんて言うありがたいアプリを
用意してくれてたんですが、それを使ってもダメ…。
結局はトライ・アンド・エラーを繰り返し、
なんとか最終的に設定の成功には辿り着いたのですが、
何がダメで失敗したのかも、
何が良くて成功したのもわからずじまい…。
ま、それでも設定さえできてしまえば、
もうこっちのもんとばかり気持ちを切り替え、
深く悩まず考えず、次のステージへと移ることにしました。
ここからは、もう単純作業の単調労働。
新たなメールアドレスを、そう多くはない知人や、
利用頻度の高いサイトへの告知&再設定するだけの
ダルいながらも簡単なお仕事。
で、たいていのサイトは苦もなくつつがなく、
変更の手続きを粛々と進められたわけなんですが、
とあるふたつのサイトが、この単調な一本道に
やっかいな壁として立ち塞がってきたのです。
一枚目の壁の名は「WebMoney」
電子マネーの大手ですね。
数千円や数百円の買い物に、
わざわざクレジット情報をネットに流すのもどうかと思い
それほどの頻度ではないながらも時として利用するサイト。
しかし、その稀な使用頻度が落とし穴となって、
面倒くさい事態に陥ったのでした。
ほかのよく使うサイトは、回線&プロバイダー、
そしてそれに伴うメールアドレスの変更と同時に
ポチポチと手早くその手続きを終えていたのですが、
めったに使わない「WebMoney」は後回しになりました。
ま、遅れることニ、三日ほどで
「そうそうココも変えておかないとね…」
そんな感じでのん気に変更の手続きに着手。
ログインのため諸々の情報を打ち込み、
さぁ、新たなメールアドレスを登録しようと思った時、
<確認のための「ワンタイムパスワード」を
"登録されている"メールアドレスに送りました>
いやいやいやいや……w
あなたが送ったそのメールアドレスは、
おそらくもはやこの世の中には存在していない住所…。
そんな所にそんな大切な情報を送られても
こちとら知る術が全く無いじゃないですか…。
こんなの「アホのキャッチボール」ですよ。w
こちら側から声をかけてボールを投げ、
あちら側も確実にそのボールを受け止めているのに、
そのボールを投げ返すときは、
まるで明後日の方向に放り投げてしまってる…。
いわば、引っ越しして新しい住所を伝えようとしているのに、
その確認を、なぜか前の住所に問い合わせようとしている。
現実ではおそらくない話でしょう。
0と1だけのデジタル世界に
セキュリティ的な頑固な鍵がかかると、
こんな滑稽な状況になってしまうんでしょうかね…。w
結局は、「WebMoney」のサポートセンターに電話連絡して、
パスワードやら秘密の言葉やらを伝え、
なんとかメアド変更に成功しました。
余談ですが、その電話でのやり取りの最中で、
前述のとおり「秘密の言葉」とやらを伝えました。
これはいわゆる個人しか知り得ない情報を登録しておき、
重要なパスワード等を再確認する時の証にするシステムですが、
「好きな食べもの」とか「好きなミュージシャン」と言った、
文字通りの個人情報を登録する旨のもの。
で、これを登録し、必要な機会に再びに「文字情報」にて
入力するということには、それほどの抵抗も無いのですが、
今回のように電話越しとは言え対人的にあけすけと、
個人情報を口にする事に、いささか気恥ずかしさがありましたね。
なんかこう…被害妄想なのはわかってるんですが、
ヘンな辱めを受けてる感じがして…。w
さらにオチをつけるなら、
そんな心身ともに疲弊した末に
なんとか変更作業を終えた「WebMoney」
それの残額高は、なんとたったの「60円」でした…。w
そして、疲労や屈辱を受けつつも、
一枚目の壁を乗り越えることができましたが、
次に待ち受けていた壁は、
一筋縄では行きませんでした。
而してそいつの名は
ご存知日本郵便が提供する、ネットバンキングです。
規模も大きければ
敵も多いであろうココは、
幾重のセキュリティで固め、
お客様であるユーザーさえも疑ってかかります。
当然のように、メールアドレス変更も
優しく易しく行くはずもなく、
いろいろなミッションを与えてきました。
まずココも先の「WebMoney」同様に、
ワンタイムパスワードを以前の消滅したメアドに送って
それを「送り返して告げなさい」なんていう、
一休さんのとんちのようなことを言ってきました。
無論それはもう不可能なんで別の算段をとることに…。
こちらは「WebMoney」の経験もあって、
どうせまた電話口で個人情報を晒し恥をかけば、
それでスムーズにメアドの変更ができると思っていました。
ところがここは電話口での情報交換なんぞまるで信用に値せず、
面倒くさいことに、必要案件を書いたうえで
事前登録している住所・氏名・口座番号に加え、
認印を押した書類を郵送してこいとのオーダー…。
実にこの件で、ここ数年で久しぶりに郵便を出しましたよ。w
封書の切手代が今は82円になってるなんて
この時でやっと知りましたよ。w
で、それを送り届けると、後日郵便が返信されてきて、
中を開けると、あ~らびっくり…。
ペラペラの紙切れ一枚に、
「もうメアドの変更できますよ~」って感じの告知だけ…。
僕としては、その返信の封筒に以前のメールアドレスやら、
新たなメールアドレスやらを書き込んで再び返信し、
その後に厳重なチェックを踏まえた後に
ようやく変更を許されるもんだと思っていたら……
大げさなセキュリティー保護をユーザーに課せつつも、
向こう基準で安全性が確認されれば、
あっさりとパソコン上で、ネット上で、
するっと変更できてしまう肩透かし感…。
ま、簡単にこしたことはないんですけどね…。
更に言えば、今回のこれらの「壁」サイトも
ネット回線&プロバイダー変更直後の、
タイムラグなのか余韻なのか、
以前のメアドが、かろうじて生きてた時に
さささっと手続きを済ませていれば
こんな苦労をすることもなかった可能性も…。
ただ前述のとおりに、
この難儀したふたつのサイトは利用頻度が低く、
アーリーアクセス組(?) に入ってなかったんですよね。
なにぶん、ネット回線&プロバイダー変更すらも
生まれて初めての経験で、
要領を得ていなかったゆえの失敗談になるんですかね。
ま、なにはともあれ、
これにて一連の狂詩曲もとりあえずのフィナーレ。
いろいろ煩わしいこともありましたが、
【経験に勝るものは無し】
ちょっぴり上がったであろうパソコンスキルで
今後もこのはてなブログに投稿して
楽しんでいく所存です。
今後ともよろしく…。