ニュース逆回転 2月12日~2月18日
二週間ぶりのニュース逆回転。
先週(2月12日~2月18日)は何かとあれこれあって
ネタ探しにそれほど困りませんでしたが、
その前の週(2月5日~2月11日)は、ホント何もありませんでした。
最後の方で日米首脳会談が開かれましたが、
それ以前のニュースでは、
東京都民以外には全く関係なしとまでは言いませんが、
あんまり関心の持てない豊洲問題とか、
往年というか、常識以外は老年の元アイドルが、
『線路にGO!』なバカッターをあげて叩かれてたくらいで
言うほどの、取り上げたり掘り下げたりするレベルじゃなかった。
しかし先週は、
トランプ政権になって初の日米首脳会談に始まり、
芸能界では周期的に現れては消える
「困ったちゃん」で「かまってちゃん」なタレントが
騒動を起こしてはワイドショーを席巻し、
そうこうしている内にグローバルでは、
国際社会の「困ったちゃん」で「かまってちゃん」な独裁国家が、
いろいろとはた迷惑な事件を起こすという
ネタには困らなかった怒涛の一週間。
まず、日米首脳会談で言えば、
安倍首相ってのは、そつがないってのは確かなんでしょうけど、
それ以前にツイてるっていうのか、
いい感じにコトが進んでいきますよね。
下馬評では、
「トランプ政権は対日本に関しては厳しく接してくる」
そんな雰囲気がありましたし、
そんな流れで実際に行く方針だったと思いますが、
いかんせんその対日強硬で行くロードマップよりも先に
トランプ政権がすでに道に迷い込んでしまっている状態。
諸々の強硬的な【大統領令"砲"】への批判や、
何ひとつ始まっていないにも関わらず
いきなりの政権内の足並みの乱れなどによって、
外交の良し悪しよりも先に
大統領としての資質を訝しむ空気が澱み、
結果、此度の日米首脳会談は、
内容よりも外装をデコレーションする色合いが強くなった。
つまりは、とにかく「いい感じ」に見えることを第一にした、
いや、せざるを得ない状況での、
日米首脳によるパフォーマンス会談に終始。
挙句、みなさんもご覧になったとおりの、
おっさんとじいさんのイチャイチャっぷりを
苦笑いで見る羽目になった、と…。w
ま、そんな出来レース感は否めませんが、
とにかくあの変人で狂人のトランプ大統領を
上手にあやした安倍首相は、
当然外交の成果としては合格の評価を得る結果に。
そうなってくると面白くないのは、
日本の野党とその共謀者が大半のマスコミ連中。
当初の対日強硬的な言動で、
安倍政権の敵となりそうなトランプ大統領に
「敵の敵は味方」とばかりに
ほのかな期待を寄せていた感もあったでしょうが、
今回のラブラブ会談を見せつけれてしまったらならば、
「ムキキィィィィーーーーー」とばかりに身を震わせ、
「敵の味方は敵」モードに手のひら返しし、
なんじゃかんじゃと難癖をつけるいつのもパターンに。
そのなかでも、
すでに国際社会や国内世論で懸念されている
「イスラム教徒」排除の姿勢にやはり噛みつきましたね。
以前もここで書きましたが、
TPP関連での話は野党にもヤブヘビになる可能性があり、
自由経済を目指していた安倍政権のアンチとして
保護主義的な立場であった野党はそこを批判しにくい。
他に目立ったトランプ・ドクトリンで言えば、
メキシコとの国境線における嘆きの壁問題。
(結果的にどっちにとっての嘆きになるかわかりませんが…。)
これなんかを日本の野党が声を大にして言うには
違和感や迫力不足が否めません。
そうなると、
「難民の人かわいそうーーー」
って感じのバカ・ポピュリズムを煽れそうな
「入国禁止」問題を取り上げるしかありません。
ま、自由や平等、慈悲や博愛を掲げるならば、
この差別的な分断政策は非難されてしかるべきだし、
曲がりなりにもそういった小奇麗な言葉で着飾った
民主主義国家を標榜している日本国の首相ならば、
このことに関し、厳しく当たる必要性もあるでしょう。
でもね、それじゃあ、
その清く正しく美しくあらんとする我が日本国が、
はたしてどれほどの難民を受け入れて来ましたか?
「今までは難民を無条件で受け入れていたけど、
自国民をテロから守るためにも難民受け入れをストップする」
建前上はこういう立場のアメリカ大統領に、
難民の"な"の字も知らないような国のトップが
「あなたの政策はまちがってる!!」
なんて言う資格はないですよ。
それこそ「お前んトコが言うな!!」で一蹴されること請け合い…。
もちろん難民政策をないがしろにしてきた感のある
日本政府や安倍政権を、野党やそれに追随するマスコミが
あげつらったり叩いたりする言論の自由はあります。
しかしそれならば、
安倍政権の「難民政策」の不備を批判・非難するからには、
それを訴える野党勢はきっちりとはっきりと、
難民や移民に対しての党の姿勢を表明しなくては、ね。
党是や選挙の公約・マニフェストに、
「我が党は中東・アフリカを始めとする世界中の
テロや政治的混乱において発生した難民を受け入れる用意が有る」
こう堂々と書き記し、そして喧伝し、そして周知させ、
更には、その難民の「自由」と「人権」と「豊かさ」を保障するための
政策や財源を明確にしなくては行けません。
もちろん法改正も必要だし、
財源の確保なんかでも、かつての埋蔵金云々なおとぎ話ではなく
税制の見直しや国民の負担も訴える必要性も有るでしょう。
ここくらいまで野党側が、
真摯に真剣に「難民政策」に取り組んでいるのならば、
なるほど安倍政権の「難民無策」を叩いてもいいでしょう。
ま、こう書いてみれば、
こんなこと今の野党には絶対ムリな案件ですよね…。w
事実、難民問題に関しては、
超党派、否、大政翼賛会ばりにで仲良く「無関心」を決め込んでる。
国内でも救いきれてない人間がたくさん居て、
しかもその層に取り入っているのが野党勢力。
そこらの不満進行形の支持層の
自由や権利や豊かさを減らして、
票も献金もない難民をかばう理由も必要もない。
この点に関しては、与党側と利害が一致しており
表立って、もしくは踏み込んだ攻撃姿勢は示さない。
今回の日米首脳会談での難民問題での批判も、
とりあえずのネガティブ・キャンペーンに過ぎません。
現実ではしょせん野党勢力が結集したところで
「保育園に子どもが落ちたって母親」の罵詈雑言を
流行語にするだけの浅慮と小細工しかできないレベル。
今そこに居る(実際は居ないかもしれませんが…)人間すら
全く救えてないし、また救う気があるのかすら疑わしい、
そんな野党勢力に、此度の会談を批判する資格はないですね。
ところがそんな野党勢力が、
不遇で不幸な難民にはまるで無関心のくせに
やたらと気にかけたりかばう姿勢を示すのが、
お隣の「困ったちゃん」で「かまってちゃん」な国々…。
とりわけその傾向が強い北朝鮮がまた面倒事を…。
正直、ミサイル発射や核実験くらいじゃもう、
国際社会の気を引くことが難しくなってきてるんですよね。
ま、その対策で今回の暗殺事件を遂行したとは思いませんが、
北朝鮮指導部がこの結果を望む望まぬに関わらず、
国際社会は『この国』に対して改めて
違和感と不快感を得ることになったでしょうね。
しかしとんだはた迷惑なのは
暗殺の舞台となったマレーシアでしょうね。
これといったメリットもないのに
鬼っ子北朝鮮と数少ない友好国をしてやってるのに、
まさかその国の往来で堂々と凶行に出るという…。
さらには、同じくそれほど敵対関係ではない
これって当該の国にとっちゃ、面倒くさい話ですよ。
この狭い世界になったいま、
海を越え、山を越え、時差を越えて、
地球上をところせましと移動するのが容易になった。
その旅人の移動の保障をしてくれるのがパスポート。
そしてその通行証を発行する国の信用が高ければ高いほど
世界を股にかけた旅はシンプルでスムーズになる。
そんな環境の中で、
こんなエゲツない凶行をしてしまった国の住人は、
当然のように目をつけられるし、
否応なしに色眼鏡で見られてしまう。
そして、ベトナムは例外としても、
事件に関係したマレーシアやインドネシアは
イスラム教徒の多い国家。
とくにインドネシアはなんかは人口数もあいまって
世界一イスラム教徒の多い国。
となると、直接的に関係ないにしても
IS(イスラミックステート)のテロリストとくっつけられて
他国への入国が厳しくなる可能性も捨てきれない。
どこぞの大統領様は、まってましたとばかりに
に今回のイスラム色の強い関係国名を書いた弾を
大統領令砲に充填している準備中かもしれません。
結局、ビザ無しで北朝鮮の人間が普通に行き来できてた
数少ないありがたい友好国の人間が、
とんだとばっちりで、他の国への移動が難しくなるかもっていう
まさに恩を仇で返す鬼畜の振る舞い。
そのうえで、マレーシアの主権をないがしろにするような
北朝鮮側の勝手極まりない無茶苦茶な言い分の数々。
しかし今回の事件で思うところは、
なんていうかこう…、
もっとこう…水面下で事を進められなかったものかと…。
暗殺もそうですし、その後の処理なんかはもっとそう。
あんな手がかりや足跡残しまくりの明るい暗殺をしたあとは、
我々が主犯格だとか、計画を主導したとは当然言いませんが、
それでも堂々と北朝鮮国旗をかかげた車で乗り込み、
ゴリ押し的に事態の終幕を図ろうとする。
あまりにもずさんで、
あまりにも稚拙…。
北朝鮮指導部はマレーシアが友好国だから、
「何をしてもかまわない」とでも思っていたのでしょうか…?
「何をしても許される」とでも思っていたのでしょうか…?
まるで子どものごっこ遊びのような危うさがある。
大人ならば、もっと駆け引きや取引きをうまく使って、
取り付く島をいくつか残すなり探すなりしておくけど、
子どもはそんなことまるで関係なし。
欲しいものは奪い取るし、
嫌いなものは壊しまくる。
勘定よりも感情が先にくる生き物。
だからこれから先の北朝鮮はどんどん幼児化し、
政治という大人の世界での予想がつかなくなる流れ。
そうなれば、まさかこの21世紀の時代に
もはや国家間同士の全面戦争なんて起こり得ない、
そんなのんきな希望的観測をぶち壊す有事が起こり得るかも…。
そんな『横にある危機』を尻目に我が国日本では、
なにやら面倒くさいペーペーの女優が、
いつもの面倒くさい宗教にからんで
てんやわんや…。w
ぶっちゃけた話、
このネタなんて、もうじき花粉症の季節にでもなれば
くしゃみひとつでどっかとんでいくレベルのものでしょ。
ま、芸能界は時折、こういう「お騒がせ枠」が現れて、
ワイドショーの尺稼ぎに貢献してくれるんですが、
だいたいそういう人って落ち目とか売名目的って感じの
悪く言えば、二流・三流ランクが相場なんですが、
若手有望株な評価の彼女がこの枠デビューしたって所で
ちょっぴり騒ぎが大きくなったようで。
ただ、そんな彼女が逃げ込んだ所が
「幸福の科学」っていう胡散臭いながら
地味~に活動を続けている宗教団体って要素が加わり
また少し違った方向へと…。
出家というのはリセット的な意味合いもあり、
望まなかった人生を打ち消しやり直すのならば、
その選択もわからなくもないのですが、
なんか聞けば、教団で女優業を続けるとか、
ゲス芸能人御用達の「暴露本」なんてのを出したりと、
やっぱり「やれやれ…」な形で落ち着きそうですね…。
ちょっとこの「幸福の科学」について
思う所を書きたくなって来たんですが、
5000文字に近づいてきたので、
このネタはまた後日に………。