ネット弁慶の勧進帳

「ボケ」っぱなしのニュースに鈍くゆるく、「ツッコミ」を入れていきます。

「北朝鮮」から核ミサイルが飛んでこようってのに、「反戦」「反核」運動家が騒いでいないのは何故?

 

 国際社会の根拠のない楽観論を嘲笑うように

 過日、北朝鮮による6回目の核実験が行われました。

 

 で、この北朝鮮による「核実験」の一報で

 少しばかり恐れていた事態は、

 これを機に、電撃的にアメリカ北朝鮮に対して

 軍事行動を起こしてしまうんじゃないかなって懸念

 

 今のトランプ大統領の置かれている状況を見れば

 「そんなこと」ができるような可能性がないとも言えるし、

 「そんなこと」をしでかしてしまいそうな可能性もある……

 

 ま、現時点でそんな短絡的な行動を起こすってことはなく、

 いきなり非日常の世界が始まる危険性は回避されたようです。

 

 ……されど、もはやアメリカの対北朝鮮への対応

 まさに万策が尽きつつあり、

 戦争を知らない子供たちって"歌"すらも知らない

 今の大半の日本人を、かつてない恐怖へと導く

 そんな悪夢な可能性がないとも言えないのも事実…。

 

 ネット上の無責任な情報では、

 今月20日新月で、その闇夜に紛れて

 アメリカ軍北朝鮮への軍事行動を起こすのでは?

 そんなものもあります…。

 

 つまりは言ってみれば今は、

 瀬戸際レベル日本人の平和や安全を脅かされている

 危機的状態であり非常事態だとも言えるわけです。

 

 ところがどういったわけか、

 もちろん北朝鮮情勢」の報道はありますが、

 どこぞのトランペッター中学生をビンタしただの、

 相変わらずの芸能人有名人不倫狩りだのが

 ワイドショー報道のトップ項目…。

 

 

 ま、かく言う僕自身も、

 無知なのか麻痺なのかわかりませんが、

 そんな「戦争」の脅威なんてのは殆ど感じていませんけども…。

 

 

 ただ!!

 

 どうしてもこの状況下において、

 納得できない違和感ってのがありまして、

 

 それは……

 

 ちょっと前まで安倍政権による

 【安保法】テロ等準備罪成立に際して、

 国会前を始め、彼らが言う所では全国津々浦々で、

 あれほど反戦だの「反原発だの騒いでいた連中

 この瞬間にいったい何処で何をしているのでしょうか…?

 

 かの法案成立すれば安倍政権が即座に独裁化し、

 あっという間にこの国戦前の軍国主義に塗り替える。

 そういった絶望的な状況日本が直面しているなんて煽りを、

 野党マスコミ市民団体

 まさに三位一体で繰り広げていましたよね…。

 

 そんな、

 この上なく戦争を忌み嫌い

 この上なく平和を唱えていたはずの

 あの人々は、なぜこのリアルな危機的状況

 目立ったアクションを起こさないのでしょうか…?

 

 北朝鮮による「弾道ミサイル」「核実験」なんて、

 反戦反核(反原発)」を掲げる人達からすれば、

 おかしな表現になりますが、一石二鳥的な

 まさにもってこい美味しい標的じゃないですか。

 

 それなのに、

 何故に、全国規模の「反戦集会」を開催しない!?

 何故に、全国行脚な「反核パレード」で行進しない!?

 

 何故に、主催者発表10万人100万人だの動員数を数え上げ、

 何故に、日本国中がそれ一色に染まってる様な報道をしない!?

 

 おかしな話ですよね。

 

 

 政治家だってそうですよ。

 代表戦のゴタゴタと(ま、この状況でコレもおかしいのですが…)

 やや左寄りから方向転換しようとしている民進党

 いささかおとなしく成らざるを得なかったようですが…

 

 共産党社民党政治家なんて、

 世界の何処かでアメリカのオスプレイトラブった時には、

 これでもかってくらい前面体を乗り出してきて

 これでもかってくらいデカイ声でそれを糾弾するくせに

 

 日本の近くや隣「ミサイル」が落下したり

 「核実験」が行われている今そこにある危機的状況には、

 まぁ借りてきた猫のように静かなこと静かなこと…。w

 

 安倍政権批判アメリカ非難の時は

 我も我もでそのドヤ顔をアピールするくせに、

 北朝鮮」非難決議の場合は、

 おとなしく一政治家のまま、そっと賛成票を出すだけ…。

 

 こうなってくるともう気持ち悪いというよりか、

 逆に潔いくらいダブルスタンダードではありますが…、w

 

 今回の北朝鮮危機」でいみじくも浮き彫りになったのは、

 あの反戦「反原発だって騒いでいた連中が、

 ま、予想取りではありますが、

 ほんとうの意味での反戦「反原発を訴えてる

 そんな人間ではなかったってことですね。

 

 本当、今のこのタイミングで、

 反戦反核を掲げ、叫ばない連中は、

 金輪際もう二度と「平和」なんて言葉

 語らないで頂きたいものです。

 

 

読売ジャイアンツの山口俊選手は『解雇』が妥当だと思うんですが…

 

  おかしな話ですね…。

  

  文面だけ見れば、

  「今シーズンの出場停止」とか

  「減俸処分」とか

  懲罰的なイメージも受け得ますが、

 

  これって言い換えれば、

  減らされながらもきっちりお金はもらい続け、

  しかも今シーズンはずっとお休みをもらえる……

  こういう事ですよね。

 

  傷害事件示談は成立したそうですが、

  今度はまさに給料ドロボーでの再犯ですよ…。w

 

 

  球界に目を投じれば、

  彼の所属する栄光の読売巨人軍

  首位カープの尾びれも遠く霞むBクラスに低迷し

  苦しい戦いが続く惨状。

 

  しかしそんな中でも他の選手奮闘し、

  役立たずどころか、犯罪に手を染めるようなバカまでいる

  ダメ補強選手どもの尻拭いもあって

  馬車馬のように働かないといけない選手がいっぱい。

 

  されど、この涙ぐましいG選手たちも

  結果が伴わなければマイナス査定が入り、

  結果、年俸が減らされてしまうって可能性も大。

 

  こんな真面目なのに浮かばれない選手たちからしたら、

  泥酔し傷害事件を犯し、

  それでいてお給金をちゃんと頂き、

  さらには長期休暇を貰える奴への理不尽な厚遇を見れば

  もうアホらしくて野球なんかやってられないでしょうね。

 

  それこそ浴びるようにを飲み、

  暴れまわりたい気分になってもおかしくない…。w

 

  僕自身はこの案件での球団の山口俊選手への処断は、

  迷うことなく『解雇』で良いと思いますよ。

 

  プロ野球手どころか、いち社会人として失格している。

  ならば、プロ野球選手としての

  地位報酬与えるべきじゃない

 

  示談が成立したからと言って、

  彼のしでかした愚行暴挙がリセットされたワケじゃない。

  しかもその犯行にはプロを名乗る人間として

  情状酌量の余地もなく、

  おいそれと許される案件なんかじゃない。

 

  ここは球界の盟主やら「紳士たれ」やら

  小綺麗な言葉を掲げてきた読売ジャイアンツならばこそ

  しっかりとした処罰を下すべきだった…。

 

 

  そしてその後は、いまさら何を感が否めないけれど、

  彼の言うトコロの「社会人としての律」とやらと共に

  反省の色が表れて見えてきたと判断できれば、

  来シーズン以降に、「最低年俸」再契約をすればいい。

 

  まさに「一からやり直す」って話ですよ。

 

  だいたいこういうのは

  しっかりと厳罰によって裁いたほうが  

  彼自身にも球団にも、そしてファンにも

  いわゆる三方良しになると思うのですが…。

 

  現状はどうにもムズムズしたおかしな幕引きで、

  ここ最近上昇するばかり

  読売巨人軍「永久に不潔度数」増加するオチですかね…。

 

  

 

 

  

蓮舫代表の二重国籍"大"問題

 

 『日本国』の政治家は『日本人』しかなれません。

 

 つまりは、「日本の政治家」である限りは、

 その政治家「日本人」でないとおかしいってことです。 

 

 しかして、名目上というか数字上

 この国の野党第一党でもある

 民進党蓮舫代表がそこらあたりで

 ごちゃごちゃと雑音を響かしている今日この頃…。

 

 ま、ぶっちゃけた話、僕個人的は、

 これがそれほどの問題になるような案件とは思えません。

 

 それこそ彼女日本の政治家をやってるんだから、

 そりゃ「日本人」で在らないと

 いろいろな問題が噴出してくることになります。

 

 だから「日本の政治家」をそれなりに長くやっているわけだから

 その存在行動自体がすでに

 「日本人」であるという証左になるんですよね。

 

 

  

 

 だからこそ!!

 

 日本の野党第一党であり、

 そこの代表でもある蓮舫には

 そんなあたりまえの自己証明

 さらっと行う義務必要性が在るわけですよ。

 

 ところがもう、なんというか、

 はたから見ていてイライラするレベル

 後手後手グダグダポンコツぶり…。

 

 前述の通り、「日本の政治家」を続けられてんだから

 そりゃ「日本人」ってことなんだから

 その証明なんの問題があるのかってことですよ。

 

 

 で、ここらのおかしな隠蔽っぷりは、

 そんな単純な自己証明ができないほど

 後ろめたい何かが彼女自身にあるって疑うのが

 妥当なところでしょうね…。

 

 世間一般の声だと、

 過去のドヤ顔でのインタビュー記事等

 日本国籍取得、もしくは台湾国籍放棄時期

 細かなつじつまが合わず、

 結果的に「嘘」をついていたって事がバレてしまうので

 公表をさけているってのがよくある解釈ですね。

 

 ま、僕もだいたいそんなところだとは思いますね。

 民進党代表なんていうたいして高くも思えない立場のせいか

 彼女自身ちっぽけなメンツやプライドのせいなのか

 真相を明かせないって状況でしょうね…。

 

 

 ただある程度まで詰めば、正直そこらあたりなんか、

 適当に謝罪しつつごまかしていけば、

 昔ほど盤石じゃないにせよ、

 現状でも未だマスコミ民進党サイドに甘い所が多く、

 更には安倍内閣のように急落がニュースになるほどの

 支持率もないんだから、

 いくつかの新鮮な芸能人のゴシップ記事でも出てくれば

 あっという間話題にのぼらなくなりますよ。

 

 だからさっさと戸籍でも公表して

 結果的にちっちゃな政治的勝利でも獲ればいいのにも関わらず

 グダグダといつまでもいつまでも…。

 

 で、過日の都議会選で敗北。

 数字上ではそれほど減ってないように報道されますが、

 選挙前に大挙して所属議員等が民進党を離れて行ってるので、

 実情は、いわゆる「勝負が始まる前に……」

 ってアレなんですけどね…。w

 

 ま、この敗因彼女の二重国籍問題だけなんて思いませんが、

 これを遠因の一つくらいに数えたくなる民進党関係者

 少なくないことでしょう。 

 故に、この件に正面切って批判を唱えだすものも現れて、

 ようやく蓮舫代表「戸籍謄本の公表をする」

 そんな報道が出てきました。

 

 で、僕はこの報道を知ったときに、

 民進党の関係者は皆が口を揃えて

 

  「やれやれ……

  ようやく決断してくれたか……。」

 

              と、つぶやき…

            

 内心ずっと秘めていた苛立ち

 ようやく開放できる安堵感

 うち震えてるものだとばかり考えていました。

 

 政局はここにきて民進党の仇敵である安倍政権

 あれやこれやで、なんやかんやで、

 足元がかなりグラついてる好機

 ここを置いて攻め時はなし。

 (ま、攻めた所成果や凱歌はどうなのって気もしますが…w)

 

 それなのに、当の民進党代表の二重国籍問題

 どうしても地味に利敵行為になってしまい

 いまいち士気が上がりきらない感じ…。

 

 そんな時にようやく大将が、

 自身の喉に引っかかった小骨をとってくれる

 よし、これはいい流れだ!!

 

 

 

 しかししかし蓋を開けてみれば

 なにやらおかしな新展開に……。

 

 ま、一部なんでしょうが、

 

  蓮舫代表の戸籍謄本の公表は

   いらぬ差別を助長する」 

 

 と、来たもんだ……。w

 

   なんじゃ、それ……!?

 

 何度も言ってますが、

 「日本の政治家」「日本人」であることの証明ごとき

 なぜ「差別」とかって言葉がでてくるんですか…?w

 

 むしろ、「隠しとおさねばならない国籍」というものがあるなら

 そんな社会こそ「差別」のある社会ですよ。

 本音現実はともかく、

 タテマエや理想が売りの政治家の意見ではない

 

  「あなたの【国籍】は問題があるから、

  この国では"公表"してはいけない。」

 

 こういうことを、

 件の発言をした民進党関係者

 普段から考えてるって事になります。

 

 だったら、蓮舫代表の国籍の公表

 差別が助長されるようなおかしな社会

 まず何より変えていくことが最優先事項でしょ!!

 

 蓮舫代表の行動を諌めるよりも先に!!

 

 

 そしてココからは、

 この二重国籍問題の拡大解釈

 というか、

 妄想解釈になりますが……w

 

 蓮舫代表の戸籍公表差別と断じた連中は、

 明らかに日本国の、そして日本人

 名誉を毀損する考えで発言してますね。

 

 安倍政権右傾化軍国主義という

 イメージ戦略に絡めたいのか、

 いわゆる外国出身の人間に対して、

 日本国は、日本人は、寛容ではなく

 むしろ差別的に捉えているという、

 流行語候補でもある印象操作ですね。

 

 諸外国歴史的にも移民が盛んで、

 国籍出身国にあまりこと細かくこだわらない

 ところが日本国はなんて閉鎖的で…排他的で…

 

 ま、諸外国もそんな安易に簡単に

 国籍が取得できるワケじゃないんでしょうけど、

 そこらへんをぶっとばして

 日本のガラパゴスっぷり悪意たっぷり

 喧伝したいんでしょうね…。

 

 さらには、周辺国ダントツ、いや、唯一と言ってもいい

 友好国である「台湾」にからんだ人間を、

 日本国は、日本人は、差別しているって印象操作もあるかも…。

 

 日本に対して大きな親近感を持つ台湾

 あざとく横目でチラチラ見ながら、

 

  「ほらほら~、あなた達の好きな日本人は

  台湾出身の人間を台湾出身ってだけで差別してますよ~」

 

 そんな感じで日本孤立させてやろうっていう、

 暗くてセコいネガティブキャンペーン

 

 

 

 たかだか「日本の政治家」「日本人」であることを

 証明するってだけで、

 なんで「差別」みたいな言葉を持ち出してくるのか…?

 

 もはや政治的っていうよりも

 病的って感じがしてうすら寒いですよ、

 ホント……。

 

   

 

 

 

『共謀罪』は人の為にならず

 

  6月15日の未明に、

  いわゆる共謀罪法案】が可決されました。

 

  ご大層に「速報」を打つメディアも少なくありませんでしたが、

  確かにニュースはニュースでしょうけど、

  わざわざ速報で伝えるような案件でもないでしょう。

 

  これが逆にこの共謀罪が土壇場になって廃案になったとか、

  はたまた成立直後に、国会前で騒いでる反対デモ参加者

  どこからともなく現れた秘密警察によって

  それこそ中島みゆきのあの『世情』BGM

  一斉に検挙され出したって事案なら、

  それはもう「速報」中の「速報」レベルでしょうけども…。

 

  ま、このようにいつもの野党マスコミ一部の市民によって

  とにかく騒ぐだけ騒いだだけ

 

  それもね、きっちりと今、世界を揺るがす「テロの脅威」について

  侃々諤々激論を交わし合うのなら理解もできますが、

  見てもわかるように、もはや「テロの脅威」なんてそっちのけ。

 

  

  【もしも共謀罪が適用されたら~】

 

  そんなお題でのつまらない大喜利

  野党マスコミが大々的に繰り広げてるだけ…。

  そういえば今回は特別ゲストとして、

  文字通り国連の"方"から来た人」の

  打ち合わせが十分じゃなかった駄作が届いてましたね…。w

 

    「テロなんてどうでもいい

 

    「テロに巻き込まれて死のうが知ったこっちゃない

 

  実際はこんな論調での、【共謀罪】潰し

 

           ……じゃないですね。

 

  野党マスコミも、この法案をハナから潰すことなんて

  できっこないってのを重々承知で、騒いでるんですよ。

 

  共謀罪憎し

  いや、その共謀罪を企てた

  安倍自民憎し

 

  で、それをアピールすることによって、

  野党議員は、自身の政治家の立場安定させてくれる

  彼らの言うところの「国民」とやらの支持を集めてるだけ。

  いわば、政治活動ではなく選挙運動の一環なんですよね…。

 

  そしてその、今の野党支持者はもう病んでるというか…、

  終わってるっていうか…、

  とかく安倍自民を叩くだけしか、

  こけおろすだけしか頭にない。

 

  そしてそうすることこそが、

  改革だの革命だのと、

  自己陶酔に溺れているんですね…。

 

  ぶっちゃけそんな特殊な人間たちのお戯れのために

  その他大勢の、まさに我々無辜の大衆

  おかしな具合に危険にさらされてしまうわけですよ。

 

  そんな中で成立したこの共謀罪

  正しくは【テロ等準備罪】と言うそうなんですが、

  もはや早々骨抜きの感があります。

 

  今までだったら多少グレーゾーンでも

  「疑わしきはしょっ引く」的に事を進め

  テロ甚大な犯罪を防ぐ名目で

  強硬手段に出ることもあっただろうけど、

  今後はこの法案のせいで、逆におかしな枷がついてしまい、

  惨事未然に防ぐ価値よりも、

  間違ったり失敗したときのリスク大きくなる本末転倒に…。

 

  結果、警察機構市民の安全よりも

  自身の保身を選ぶことになり出し

  現場で二の足、三の足で地団駄を踏み続けてるうちに

  とんでもない悲劇が起こってしまう可能性も大きくなる。

 

  反対してる人間の中には、

  「まさか日本でそんなテロなんておきっこないでしょ」

  そんなお花畑が満開の人もいることでしょう。

  

  しかし、昨今のテロの手口をみればわかるけど、

  もはや爆弾毒ガスなんてなくてもいい時代

 

  そこらを走ってる自動車トラックに乗り込んで、

  あとはアクセルをベタ踏みして加速し、

  無防備な人混みの中に突っ込んでいけば

  インスタントで、しかし冷酷なテロのできあがり……。

 

  そう考えれば、道を歩いてるすべての人

  明日にでもテロ被害に合う可能性がゼロじゃない脅威

 

  そんなリアルなクライシスが日常の中で

  手ぐすね引きまくってる社会なのに

  反対派はそのお花畑な脳内でのつまらない

  誇大妄想被害妄想大喜利大会…。

 

  そして、仮にそんな悲劇が現実に起こったとして、

  この【テロ等準備罪】精度感度を下げまくり

  横やり穴だらけのザル法にしたことを

  反対派連中が深く反省をして、殊勝社会に詫びるかと言えば、

  絶対にそんなことはありえないでしょうね。

 

  おそらくはドヤ顔ふんぞり返って

  

   「ほらみろ、【共謀罪】なんてもの、

    なんの役にも立たなかったじゃないか!!」

 

   きっとこういう発言をすることでしょう…。w

 

 

  「【共謀罪】は世の為、人の為にならず。」 

   

  我々はいつまでこのような特殊で困った人間たちに

  足を引っ張られ続けなければならないんでしょうかね……。

   

  

  

  

 

  

 

  

  

  

  

  

    

『籠池不発弾』備忘録

 

 桜吹雪の季節が来る前に、 

 なんとかとりあえず「年度末」の嵐を乗り越えて

 ようやくこういったものを書く余裕が出てきました。

 

 とは言え、ここひと月ほどはこれと言った話題もなく

 かろうじて盛り上がったというか、

 いやいやどっちらけだったというか、

 例の森友学園」騒動くらいが記憶に残るくらいの

 退屈な凪っぷりでしたね。

 

 そしてこの森友学園」騒動も、

 「いったい何だったんだ…?」って感じの

 グダグダ感が否めないものでした。

 

 現状では、原点回帰じゃないけれど、

 教育勅語」ネタが蒸し返されていますが、

 

 当初はこの森友学園おかしな教育姿勢があげつらわれ

 モザイクをかけときゃ問題なし的マスコミの横暴さの中

 あの違和感しかない言葉を連呼する幼稚園児の映像

 幾度どなくテレビで放送されてましたね。

 

 ただアレなんかもどうかと思いますよ…。

 

 かつて、東日本大震災での原発事故がらみで、

 これでもかってくらいに福島県に対して

 放射能汚染のイメージを刷り込み続けた

 そんなマスコミ野党政治家市民団体のせいで

 福島県出身の子供たちが理不尽な差別をこうむって

 そのままイジメにつながってったっていうのに、

 今またそれとよく似た図式を作り上げようとしている愚挙。

 

 この過度な情報化社会

 森友学園」通園や出身の子どもの特定なんて

 そうは難しいことでもなく、

 結果的にまた、「森友菌」やら「籠池病」なんていう

 おかしなレッテル貼りされてのイジメの種になりかねない。

 

 しかしそんなことなどお構いなしに、

 「安倍バッシング」に使えるものなら

 幼稚園児だろうが容赦なく利用する

 そんな連中の鬼畜っぷりが目に余りましたね…。

 

 

 で、その後は、森友学園」の時代錯誤な教育姿勢

 「安倍政権」右傾化軍国化を結びつけて

 相変わらずの印象&扇動報道を展開していました。

 

 そうなるといつものように、

 諸々のスキャンダルがあちこちからあふれだしてきて、

 不自然なカネの流れだの、政府関係者との不適切な関係だのと、

 お決まりのコースに…。

 

 ところがところが今回は、

 なんか妙な脱線と言うか、逆流と言うか、

 今公演でトリックスターっぷりをいかんなく発揮した

 森友学園」の代表である籠池泰典氏が

 何故かそれまでの親安倍」姿勢から

 「アンチ安倍」に180°方向転換したもんだから

 話がおもしろおかしくなってしまった。

 

 それまで【安倍ー籠池ライン】

 ひとまとめにして叩いていたはずの野党連中

 わざわざ森友学園詣でまでして密談して、

 そこで何の計画を練ったかしれませんが

 今度は安倍首相の夫人である「安倍昭恵」氏

 ターゲットをむける方策に出ました。

 

 で、あの証人喚問で、

 昭恵夫人に関しての重大な秘密暴露され、

 その爆弾を以って安倍政権の崩壊を目論む。

 そんな筋書きを考えてたりしてたんでしょう。

 

 ところが蓋を開けて見たらなんのことはない

 残念すぎる不発弾の連発…。 

 ざっくり言うならば

 「話の中に"昭恵夫人"の名前が出てきただけ…」   

 

 これがね、

 その昭恵夫人とのメールに突出した何か

 例えばやたらと回数(昭恵夫人からの返信)が多いとか、

 昭恵夫人の側近との接触の仕方が妙に不自然だとか、

 

 そんな感じならば、

 その関連する事柄が明らかに"クロ"じゃなくとも、

 違和感を補填するような説得力が伴った情報となり

 まだそれなりに爆弾の威力もあっただろうけど、

 あの程度のお使いレベルじゃどっちらけもいいところ…。

 

 ま、最近は、保育園を落ちただけで日本を殺そうとする

 そんなテロリスト下品な奇声をあげ、

 またそんな人間支持擁護する

 テロリスト支援議員マスコミも少なくなく、

 

 そんな中で、幼稚園やら小学校やらの

 教育環境を整えてる感のある団体人物には

 政府関係者ハードルがさがってしまい

 どっかしらガードが甘くなったところはあったんでしょう。

 そこに昭恵夫人らへんがつけこまれたのかも…。

 

 されどそこに致命的な落ち度を見つけることもなく、 

 安倍首相がおもわず「むむむ…」って口に出すこともなく、

 政府側からすれば杞憂どころか拍子抜けで終わったイベント

 そんな感じでしたね。

 

 悪あがく野党はそれでも、

 昭恵夫人」の名前が出たってことで

 ま、一国民としてみればもう「いやがらせレベル」

 昭恵夫人の証人喚問を求める姿勢を示しましたが、

 現在ではまるでそんな話はなし…。

 

 中には、一般人である籠池氏が、

 偽証罪で捕まる危険性を押して証人喚問に応じたのだから

 安倍首相の妻であれど同じ一般人である昭恵夫人にも

 証人喚問にでる義務があるなんて無茶な意見もありました。

 

 更にはエスカレートして、

 籠池証言に出てきて関連する人間

 ことごとく国会に呼んで喚問ならぬ尋問をするべきだ!!

 そんな暴論も飛び出してきて…。

 

 ただ野党マスコミがこんな事を言っちゃダメですよね…。

 

 こんなのが通用するんだたら

 もう「疑わしきは罰せよ」な社会ですよ。

 

 今も野党マスコミがしきりにおかしな批判している

 共謀罪なんてのがあって、

 彼らが言うには、

 反政府デモ反対集会のみならず、

 数人が集まって立ち話していても警察権力

 有無を言わさずしょっ引けるという、戦前の悪夢な悪法

 

 そんな無理なイメージ操作を行おうと躍起になってますが

 そのくせ今回での

 「籠池証言に関連する者はすべて

 偽証罪でしょっ引ける証人喚問させろ!」という

 とんでもない暴挙肯定する。

 

 連中からすれば、「反政府無罪」

 「安倍バッシングに法律なし」って姿勢なんでしょうけど、

 ベクトルが違うだけで、

 これこそがまさに戦前の日本社会そのものだと

 思うんですけどね…。

  

 

 しかしそんな先鋭的な動きすらもろくすっぽできない

 ここらが野党側の"らしさ"って言えばそのとおりな

 グダグダ展開が始まります。

 

 昭恵夫人の名前が出てきたメールの重要性

 野党サイドがしきりに訴えていた所に、

 お膝元の民進党の「辻元清美」議員の名前

 そのメール上を賑やかすことになりました…。w

 

 そこで民進党うまく対応すればいいものを

 マスコミに対してその部分だけの削除強要し、

 またマスコミのほとんどがそれに応えてしまうという愚挙

 

 しかも、昭恵夫人絡みのメールには信憑性があり

 「辻本議員のほうはまるでデマでデタラメ!!」

 そんな、たとえその通りでも、傍から見てれば

 「怪しんでくださいな」って言わんばかりの

 ダブルスタンダードな行動に出てしまい、

 

 あげく、みなさんご存知なことに、 

 この辻元清美」議員という人は

 ある意味ネット民から絶大の人気を誇る政治家であり、

 瞬く間お祭りが始まってしまい、

 どんどんどんどんおかしな方向へと事態が転がりゆき…。

 

 そして今では、昭恵メールどこへ行ったの?って感じで、

 最初に書いたとおりに原点回帰にもどり

 「不自然なカネの流れ」教育勅語

 政権側の不備をつっつくレベルの話に成り下がりました。

 

 どうでしょうかね…

 与党側からすれば復讐幕引き

 籠池氏の逮捕あたりまで持っていって

 あくまでも悪かったのは「彼自身」解決するんですかね。

 

 そして野党は、その流れ作業を唱えつつも

 一度は「籠池派」におもねった引け目から、

 いつもの反対"姿勢"は見せても

 積極的な反対"攻勢"には出られないでしょうね。

 元より武器燃料もまるでないんですから…。

 

 【国会鳴動、うさんくさいおっさんが独り…】

 

 時折しも、シリア米軍が電撃的に軍事行動に出て、

 事態は混迷の真っ只中に突入する気配。

 

 そして我らが極東アジアではまさに

 狂い続けている北朝鮮情勢

 危険水域にまで迫ってきている状態。

 

  【一寸先は闇】なのに

   平和ボケな政治家ばかりで…。

    

 

 

 

 

 

  

  

 

 

『明王伝レイ』の頃の「幸福の科学」はそれほど悪いイメージはなかったんですが…

 

 明王伝レイ』というマンガがありました。

 こちらはもなお、変わらぬタイトルで連載の続く

 孔雀王(画風はかなり変わりましたが…w)ともども、

 宗教系マンガはしりであったマンガの一つです。

 

 ご存じの方には蛇足情報ですが、

 宗教系マンガと言っても、これらは説法説教と言った

 教義道徳を書き連ねた退屈なものではなく、

 むしろ、不道徳というか不謹慎というか、

 かなりの"エロ"で、けっこうな"グロ"で"

 ある意味"ナンセンス"な仕様の作品でした。

 

 それでもキリスト教的な神や悪魔

 仏教的な如来や菩薩・天部衆が加わり、

 さらには日本神道的な八百万の神

 妖怪モンスターと言ったファンタジー要素も取り入れ、

 そのあたりのオカルト伝奇ものが好きだった僕は

 今に至っても、ハマり続けているジャンルの作品群です。

 

 そんな感じで愛読していたこの両作品の結末は、

 いかにも少年誌連載のマンガ特有である

 強大な敵をやっつけての大団円で、 

 いわゆるところの

 "世界に平和を取り戻せた"END

 

 そして孔雀王は前述の通り、

 時を越え画風を変え

 神や悪魔と闘い続けています。

 

 で、明王伝レイ』の方はと言うと、

 大団円で終わった直後に始まった第二部では、

 こちらは終わって直ぐってこともあり、

 画風は全く変わりませんでしたが、w

 作風がすっかり変わってしまってました。

 

 それこそ、説法説教を語る、

 普通で真面目な教本マンガになりました。

 

 ただその内容は、小難しく退屈なものではなく、

 教えを説きながらも上手に漫画の世界観にも寄せ、

 読み物としては十分楽しめるものだった記憶があります。

 

 

 ま、タイトルばれもしてるんで、w

 早々にぶっちゃけた話をしてしまいますが、 

 この明王伝レイ』の宗教観は、

 例の幸福の科学」の教義踏襲しています。

 

 マンガの巻末にある参考文献リストには、

 その幸福の科学」系の著作物

 ところ狭しと並び倒していますからね…。w

 

 ま、ウィキペディアをはじめてするネット情報なので、

 その信憑性は定かではありませんが、

 この作品の原作者である菊池としを」氏は、

 当初単なる参考文献として読んでいただけの

 幸福の科学」の教えに徐々に傾倒し、

 最終的には入信した経緯とのこと。

 

 だから、幸福の科学からの

 指示の有りや無しやはわかりませんが、

 この明王伝レイ』というマンガには

 幸福の科学」の教義や世界観が色濃く反映されている、

 そう言っても過言ではありません

 

 ただ、この作品をリアルタイム読んでいた当時は、

 まだ現状ほど幸福の科学にそんなイロモノ感はなく

 僕としてもオカルト系の書籍のひとつって理解でした。

 

 古い記憶なんで、思い違い

 多少の改変はあると思いますが、

 僕の記憶に残ってる、

 教えというか基本理念は、

 

 ____日常常識人として、

     一般人として生きることこそが大切

 

 無理おかしな修行や、

 意味の分からない形ばかりの読経よりも、

 とにかく「普通の人」として生きることこそが重要と説き、

 

 定番の御守御札にはじまり、

 数珠水晶仏像だと、

 うさんくさい霊験あらたかな、

 いかにもなマジックアイテムに対しても警鐘を鳴らし、

 

   ___神仏が"物"に宿るはずがない!!

 

   そう、断言する。

 

 なかでも僕の記憶に残っている中で

 なるほど納得してしまった教えに、

 『漏尽通力』の話があります。

 

 ___ブッダ(覚者)となったお釈迦様こと

    「ゴータマシッダールタ」は数々の超能力を身に着けた。  

    透視瞬間移動

    未来予知他人の心を読む力。

 

    されど、奇跡事もなげに行うことのができる

    そんな強大な力を持ちながら、

    ブッダ最も大切にしたのは、

    『漏尽通力』という能力。

 

    これは言ってみれば、

    そんな「超人的な能力を"使わない能力"」

 

    超人的な力を使って、

    いつでもどこでも奇跡を起こしたならば、

    なるほど世のため人のためになるかもしれない。

 

    でも、それは超能力を使えるものだけ

    一時的即物的なものに過ぎず、

    結果的には人を救うことにはつながらない…。 

 

    人を救うには、「超人」ではなく

    『常人』で在らねばならない。

    そしてそれは「奇跡」ではなく

    『努力』によって成されるべきだ、と。 

  

 

 ま、要するに、超人的な才能や能力があっても

 それをひけらかしたり、見せびらかしたりして、

 

   「オレ様、カッコイイーーー」 とか

   「私の教えに従いなさい!!」  ってな具合の、

 

 自己満足に浸ったり、

 自己完結に陥ったりしてはいけない、と。

 

 

 これは幸福の科学」産の知識じゃないけれど、

  【信じる者は救われる】とか

  【叩けよさらば開かれん】と言った、

 条件付きでしか救ってくれない狭量な一神教と違い、

 

 【一切衆生救うってのが売りの仏教のからくり

 仏様自らが手を下して救うのではなく、

 人間それぞれ自らの内にある【仏性】を磨き、

 身近な「助けられる人」から助けていくという、

 いわばセルフサービス的な救世観なんですね…。w

 

 

 だからこそ、やたらと自己アピールして

 ええカッコしてる奴とか

 必要以上いちびってる連中なんかは、

 仏教の道からは外れてる訳です。   

 

 

 それこそ、

 

    「啓示が届いた」だの

    「霊言が聞こえた」だの、と

 

 おかしなカッコおかしなこと言ってるどこぞの教祖様は、

 『仏教の道』からも

 『漏尽通力の教え』からも 

 完全に逸脱してるってことですね…。w

 

 そう言えば、

 いわゆる悪霊と呼ばれる低級霊動物霊は、

 宗教指導者を狙って誑かす、なんて記述

 幸福の科学」系の書籍で見かけた事があります。

 

 盲信狂信の人間を多く引き連れた、

 そのてっぺんの存在おかしくしてしまえば、

 あとはドミノ倒し大勢の信者ごと狂わせることができる。

 

 それを今まさに目の当たりにしてる瞬間ですかね……。

 

 

 ちなみに先の明王伝レイ』を描いた菊池としを先生は、

 その後に『天空の門』という、

 これまた、心霊オカルト宇宙モノごっちゃまぜにした

 僕好みの作品を発表されました。

 (「トンデモ説」等のそっち系を楽しめる人にはオススメ)

  

 しかしこれを最後に例のナントカって若手女優さん同様に

 幸福の科学」専属の漫画家になられたらしく、

 長く菊池先生の次回作とやらには巡り会えぬまま…。

 

 ま、それこそ『漏尽通力』を駆使し、

 皆と同じような日常の中で、

 常識のある一般人として描かれたマンガならば、

 なるほど面白い作品を産み出せたでしょうが、

 

 現状のあんなつまらない宗教の檻の中の超人じゃ、  

 読みたいって期待すら膨らみませんけどね……。

 

 

  

    

   

 

 

 

  

ニュース逆回転 2月12日~2月18日

 

 二週間ぶりのニュース逆回転

 先週(2月12日~2月18日)は何かとあれこれあって

 ネタ探しにそれほど困りませんでしたが、

 その前の週(2月5日~2月11日)は、ホント何もありませんでした。

 

 最後の方で日米首脳会談が開かれましたが、

 それ以前のニュースでは、

 東京都民以外には全く関係なしとまでは言いませんが、

 あんまり関心の持てない豊洲問題とか、

 

 往年というか、常識以外は老年の元アイドルが、

 『線路にGO!』バカッターをあげて叩かれてたくらいで

 言うほどの、取り上げたり掘り下げたりするレベルじゃなかった。 

 

 

 しかし先週は、

 トランプ政権になって初の日米首脳会談に始まり、

 芸能界では周期的現れては消える

 「困ったちゃん」「かまってちゃん」タレント

 騒動を起こしてはワイドショーを席巻し、

 

 そうこうしている内にグローバルでは、

 国際社会「困ったちゃん」「かまってちゃん」独裁国家が、

 いろいろとはた迷惑な事件を起こすという

 ネタには困らなかった怒涛の一週間。 

 

 

 まず、日米首脳会談で言えば、

 安倍首相ってのは、そつがないってのは確かなんでしょうけど、

 それ以前にツイてるっていうのか、

 いい感じにコトが進んでいきますよね。

 

 下馬評では、

 「トランプ政権は対日本に関しては厳しく接してくる」

 そんな雰囲気がありましたし、

 そんな流れで実際に行く方針だったと思いますが、

 

 いかんせんその対日強硬で行くロードマップよりも先に

 トランプ政権がすでに道に迷い込んでしまっている状態

 

 諸々の強硬的な【大統領令"砲"】への批判や、

 何ひとつ始まっていないにも関わらず

 いきなりの政権内の足並みの乱れなどによって、

 外交の良し悪しよりも先に

 大統領としての資質訝しむ空気が澱み、

 結果、此度の日米首脳会談は、

 内容よりも外装デコレーションする色合いが強くなった。

 

 つまりは、とにかく「いい感じ」に見えることを第一にした、

 いや、せざるを得ない状況での、

 日米首脳によるパフォーマンス会談に終始。

 

 挙句、みなさんもご覧になったとおりの、

 おっさんじいさんイチャイチャっぷり

 苦笑いで見る羽目になった、と…。w 

 

 ま、そんな出来レースは否めませんが、

 とにかくあの変人で狂人のトランプ大統領

 上手にあやした安倍首相は、

 当然外交の成果としては合格の評価を得る結果に。

 

 そうなってくると面白くないのは、

 日本の野党とその共謀者が大半のマスコミ連中

 

 当初の対日強硬的な言動で、

 安倍政権の敵となりそうなトランプ大統領

 「敵の敵は味方」とばかりに

 ほのかな期待を寄せていた感もあったでしょうが、

 

 今回のラブラブ会談を見せつけれてしまったらならば、

 「ムキキィィィィーーーーー」とばかりに身を震わせ、

 「敵の味方は敵」モード手のひら返しし、

 なんじゃかんじゃと難癖をつけるいつのもパターンに。

 

 そのなかでも、

 すでに国際社会国内世論で懸念されている

 イスラム教徒」排除の姿勢にやはり噛みつきましたね。

 

 以前もここで書きましたが、

 TPP関連での話は野党にもヤブヘビになる可能性があり、

 自由経済を目指していた安倍政権のアンチとして

 保護主義的な立場であった野党はそこを批判しにくい。

 

 他に目立ったトランプ・ドクトリンで言えば、

 メキシコとの国境線における嘆きの壁問題。 

 (結果的にどっちにとっての嘆きになるかわかりませんが…。)

 

 これなんかを日本の野党が声を大にして言うには

 違和感迫力不足が否めません。

 

 そうなると、

   「難民の人かわいそうーーー」

  って感じのバカ・ポピュリズムを煽れそうな

  「入国禁止」問題を取り上げるしかありません。

 

 ま、自由平等慈悲博愛掲げるならば、

 この差別的な分断政策非難されてしかるべきだし、

 曲がりなりにもそういった小奇麗な言葉で着飾った

 民主主義国家を標榜している日本国の首相ならば、

 このことに関し、厳しく当たる必要性もあるでしょう。

 

 

 でもね、それじゃあ、

 その清く正しく美しくあらんとする我が日本国が、

 はたしてどれほどの難民を受け入れて来ましたか?

 

 「今までは難民を無条件で受け入れていたけど、

 自国民をテロから守るためにも難民受け入れをストップする」 

 

 建前上はこういう立場アメリカ大統領に、

 難民の"な"の字も知らないような国のトップが

 「あなたの政策はまちがってる!!」

 なんて言う資格はないですよ。

 

 それこそ「お前んトコが言うな!!」一蹴されること請け合い…。

 

 もちろん難民政策ないがしろにしてきた感のある

 日本政府安倍政権を、野党やそれに追随するマスコミ

 あげつらったり叩いたりする言論の自由はあります。 

 

 しかしそれならば、

 安倍政権の「難民政策」の不備批判・非難するからには、

 それを訴える野党勢きっちりはっきりと、

 難民や移民に対しての党の姿勢表明しなくては、ね。

 

 民進党でも共産党でもその他の名はあり実なしの党

 党是選挙の公約・マニフェストに、

 

 「我が党は中東・アフリカを始めとする世界中の

 テロや政治的混乱において発生した難民を受け入れる用意が有る」

 

 こう堂々と書き記し、そして喧伝し、そして周知させ

 更には、その難民「自由」「人権」「豊かさ」保障するための

 政策財源明確にしなくては行けません。

 

 もちろん法改正も必要だし、

 場合によっては日本国憲法】の改憲考慮しないといけない。

 財源の確保なんかでも、かつての埋蔵金云々なおとぎ話ではなく

 税制の見直し国民の負担も訴える必要性も有るでしょう。

 

 ここくらいまで野党側が、

 真摯真剣「難民政策」に取り組んでいるのならば、

 なるほど安倍政権の「難民無策」叩いてもいいでしょう。

 

 

 ま、こう書いてみれば、

 こんなこと今の野党には絶対ムリな案件ですよね…。w

 事実、難民問題に関しては、

 超党派、否、大政翼賛会ばりにで仲良く「無関心」を決め込んでる。

 

 国内でも救いきれてない人間たくさん居て、

 しかもその層取り入っているのが野党勢力

 そこらの不満進行形の支持層

 自由権利豊かさを減らして、

 票も献金もない難民をかばう理由も必要もない。

 

 この点に関しては、与党側と利害が一致しており

 表立って、もしくは踏み込んだ攻撃姿勢は示さない。

 今回の日米首脳会談での難民問題での批判も、

 とりあえずのネガティブ・キャンペーンに過ぎません。

 

 現実ではしょせん野党勢力が結集したところで

 「保育園に子どもが落ちたって母親」罵詈雑言

 流行語にするだけの浅慮小細工しかできないレベル。

 

 今そこに居る(実際は居ないかもしれませんが…)人間すら

 全く救えてないし、また救う気があるのかすら疑わしい

 そんな野党勢力に、此度の会談批判する資格はないですね。

 

 

 ところがそんな野党勢力が、

 不遇で不幸な難民にはまるで無関心のくせに

 やたらと気にかけたりかばう姿勢を示すのが、

 お隣「困ったちゃん」「かまってちゃん」な国々…。

 

 とりわけその傾向が強い北朝鮮がまた面倒事を…。

 

 正直、ミサイル発射核実験くらいじゃもう、

 オオカミ少年症候群(シンドローム)】によってマヒした

 国際社会の気を引くこと難しくなってきてるんですよね。

 

 ま、その対策で今回の暗殺事件を遂行したとは思いませんが、

 北朝鮮指導部がこの結果を望む望まぬに関わらず、

 国際社会『この国』に対して改めて

 違和感不快感を得ることになったでしょうね。

 

 しかしとんだはた迷惑なのは

 暗殺の舞台となったマレーシアでしょうね。

 これといったメリットもないのに

 鬼っ子北朝鮮数少ない友好国をしてやってるのに、

 まさかその国の往来で堂々と凶行に出るという…。

 

 さらには、同じくそれほど敵対関係ではない

 ベトナム国インドネシア国籍の人間を利用する。

 

 これって当該の国にとっちゃ、面倒くさい話ですよ。

 

 この狭い世界になったいま、

 を越え、を越え、時差を越えて、

 地球上ところせましと移動するのが容易になった。

 

 その旅人移動の保障をしてくれるのがパスポート

 そしてその通行証発行する国の信用が高ければ高いほど

 世界を股にかけた旅はシンプルスムーズになる。

 

 そんな環境の中で、

 こんなエゲツない凶行をしてしまった国の住人は、

 当然のように目をつけられるし、

 否応なしに色眼鏡で見られてしまう。

 

 そして、ベトナム例外としても、

 事件に関係したマレーシアインドネシア

 イスラム教徒の多い国家。

 

 とくにインドネシアはなんかは人口数もあいまって

 世界一イスラム教徒の多い国

 

 となると、直接的に関係ないにしても

 IS(イスラミックステート)のテロリストとくっつけられて

 他国への入国が厳しくなる可能性も捨てきれない。

 

 どこぞの大統領様は、まってましたとばかりに

 に今回のイスラム色の強い関係国名を書いた弾

 大統領令砲に充填している準備中かもしれません。

 

 結局、ビザ無し北朝鮮の人間が普通に行き来できてた

 数少ないありがたい友好国の人間が、

 とんだとばっちりで、他の国への移動が難しくなるかもっていう

 まさに恩を仇で返す鬼畜の振る舞い。

 

 そのうえで、マレーシアの主権ないがしろにするような

 北朝鮮側の勝手極まりない無茶苦茶な言い分の数々。

 

 しかし今回の事件で思うところは、

 なんていうかこう…、

 もっとこう…水面下で事を進められなかったものかと…。

 

 暗殺もそうですし、その後の処理なんかはもっとそう。

  

 あんな手がかり足跡残しまくりの明るい暗殺をしたあとは、

 我々が主犯格だとか、計画を主導したとは当然言いませんが、

 それでも堂々北朝鮮国旗をかかげた車で乗り込み、

 ゴリ押し的に事態の終幕を図ろうとする。

 

 あまりにもずさんで、

 あまりにも稚拙…。

 

 北朝鮮指導部マレーシアが友好国だから、

 「何をしてもかまわない」とでも思っていたのでしょうか…?

 「何をしても許される」とでも思っていたのでしょうか…?

 

 ある種、今の北朝鮮指導部による金正恩体制恐怖ですよ。

 まるで子どものごっこ遊びのような危うさがある。

 

 大人ならば、もっと駆け引き取引きをうまく使って、

 取り付く島をいくつか残すなり探すなりしておくけど、

 子どもはそんなことまるで関係なし

  

 欲しいものは奪い取るし、

 嫌いなものは壊しまくる

 勘定よりも感情先にくる生き物

 

 だからこれから先の北朝鮮はどんどん幼児化し、

 政治という大人の世界での予想がつかなくなる流れ。

 

 そうなれば、まさかこの21世紀の時代

 もはや国家間同士の全面戦争なんて起こり得ない

 そんなのんきな希望的観測をぶち壊す有事が起こり得るかも…。

 

 

 そんな『横にある危機』を尻目に我が国日本では、

 なにやら面倒くさいペーペーの女優が、

 いつもの面倒くさい宗教にからんで

 てんやわんや…。w

 

 ぶっちゃけた話、

 このネタなんて、もうじき花粉症の季節にでもなれば

 くしゃみひとつでどっかとんでいくレベルのものでしょ。

 

 ま、芸能界は時折、こういう「お騒がせ枠」が現れて、

 ワイドショーの尺稼ぎに貢献してくれるんですが、

 だいたいそういう人って落ち目とか売名目的って感じの

 悪く言えば、二流・三流ランク相場なんですが、

 若手有望株な評価の彼女この枠デビューしたって所で

 ちょっぴり騒ぎ大きくなったようで。

 

 ただ、そんな彼女逃げ込んだ所

 幸福の科学っていう胡散臭いながら

 地味~に活動を続けている宗教団体って要素が加わり

 また少し違った方向へと…。

 

 出家というのはリセット的な意味合いもあり、

 望まなかった人生を打ち消しやり直すのならば、

 その選択わからなくもないのですが、

 

 なんか聞けば、教団女優業を続けるとか、

 ゲス芸能人御用達「暴露本」なんてのを出したりと、

 やっぱり「やれやれ…」な形落ち着きそうですね…。

 

 

 ちょっとこの幸福の科学について

 思う所を書きたくなって来たんですが、

 5000文字に近づいてきたので、

 このネタはまた後日に………。