「北朝鮮」から核ミサイルが飛んでこようってのに、「反戦」「反核」運動家が騒いでいないのは何故?
国際社会の根拠のない楽観論を嘲笑うように
過日、「北朝鮮」による6回目の核実験が行われました。
で、この北朝鮮による「核実験」の一報で
少しばかり恐れていた事態は、
これを機に、電撃的にアメリカが北朝鮮に対して
軍事行動を起こしてしまうんじゃないかなって懸念。
今のトランプ大統領の置かれている状況を見れば
「そんなこと」ができるような可能性がないとも言えるし、
「そんなこと」をしでかしてしまいそうな可能性もある……
ま、現時点でそんな短絡的な行動を起こすってことはなく、
いきなり非日常の世界が始まる危険性は回避されたようです。
……されど、もはやアメリカの対北朝鮮への対応は
まさに万策が尽きつつあり、
「戦争を知らない子供たち」って"歌"すらも知らない、
今の大半の日本人を、かつてない恐怖へと導く
そんな悪夢な可能性がないとも言えないのも事実…。
ネット上の無責任な情報では、
今月20日が新月で、その闇夜に紛れて
アメリカ軍が北朝鮮への軍事行動を起こすのでは?
そんなものもあります…。
つまりは言ってみれば今は、
瀬戸際レベルで日本人の平和や安全を脅かされている
危機的状態であり非常事態だとも言えるわけです。
ところがどういったわけか、
もちろん「北朝鮮情勢」の報道はありますが、
どこぞのトランペッターが中学生をビンタしただの、
相変わらずの芸能人や有名人の不倫狩りだのが
ワイドショー報道のトップ項目…。
ま、かく言う僕自身も、
無知なのか麻痺なのかわかりませんが、
そんな「戦争」の脅威なんてのは殆ど感じていませんけども…。
ただ!!
どうしてもこの状況下において、
納得できない違和感ってのがありまして、
それは……
ちょっと前まで安倍政権による
【安保法】や【テロ等準備罪】の成立に際して、
国会前を始め、彼らが言う所では全国津々浦々で、
この瞬間にいったい何処で何をしているのでしょうか…?
かの法案が成立すれば安倍政権が即座に独裁化し、
あっという間にこの国を戦前の軍国主義に塗り替える。
そういった絶望的な状況に日本が直面しているなんて煽りを、
野党とマスコミと市民団体が
まさに三位一体で繰り広げていましたよね…。
そんな、
この上なく戦争を忌み嫌い、
この上なく平和を唱えていたはずの
あの人々は、なぜこのリアルな危機的状況で
目立ったアクションを起こさないのでしょうか…?
北朝鮮による「弾道ミサイル」や「核実験」なんて、
おかしな表現になりますが、一石二鳥的な
まさにもってこいの美味しい標的じゃないですか。
それなのに、
何故に、全国規模の「反戦集会」を開催しない!?
何故に、全国行脚な「反核パレード」で行進しない!?
何故に、主催者発表で10万人だ100万人だの動員数を数え上げ、
何故に、日本国中がそれ一色に染まってる様な報道をしない!?
おかしな話ですよね。
政治家だってそうですよ。
代表戦のゴタゴタと(ま、この状況でコレもおかしいのですが…)
やや左寄りから方向転換しようとしている民進党は
いささかおとなしく成らざるを得なかったようですが…
世界の何処かでアメリカの「オスプレイ」がトラブった時には、
これでもかってくらい前面に体を乗り出してきて
これでもかってくらいデカイ声でそれを糾弾するくせに
日本の近くや隣で「ミサイル」が落下したり
「核実験」が行われている今そこにある危機的状況には、
まぁ借りてきた猫のように静かなこと…静かなこと…。w
安倍政権批判やアメリカ非難の時は
我も我もでそのドヤ顔をアピールするくせに、
「北朝鮮」非難決議の場合は、
おとなしく一政治家のまま、そっと賛成票を出すだけ…。
こうなってくるともう気持ち悪いというよりか、
逆に潔いくらいのダブルスタンダードではありますが…、w
今回の「北朝鮮危機」でいみじくも浮き彫りになったのは、
ま、予想取りではありますが、
そんな人間ではなかったってことですね。
本当、今のこのタイミングで、
金輪際もう二度と「平和」なんて言葉を
語らないで頂きたいものです。
読売ジャイアンツの山口俊選手は『解雇』が妥当だと思うんですが…
おかしな話ですね…。
文面だけ見れば、
「今シーズンの出場停止」とか
「減俸処分」とか
懲罰的なイメージも受け得ますが、
これって言い換えれば、
減らされながらもきっちりお金はもらい続け、
しかも今シーズンはずっとお休みをもらえる……
こういう事ですよね。
傷害事件の示談は成立したそうですが、
今度はまさに給料ドロボーでの再犯ですよ…。w
球界に目を投じれば、
彼の所属する栄光の読売巨人軍は
首位カープの尾びれも遠く霞むBクラスに低迷し
苦しい戦いが続く惨状。
しかしそんな中でも他の選手は奮闘し、
役立たずどころか、犯罪に手を染めるようなバカまでいる
ダメ補強選手どもの尻拭いもあって
馬車馬のように働かないといけない選手がいっぱい。
されど、この涙ぐましいG選手たちも
結果が伴わなければマイナス査定が入り、
結果、年俸が減らされてしまうって可能性も大。
こんな真面目なのに浮かばれない選手たちからしたら、
泥酔し傷害事件を犯し、
それでいてお給金をちゃんと頂き、
さらには長期休暇を貰える奴への理不尽な厚遇を見れば
もうアホらしくて野球なんかやってられないでしょうね。
それこそ浴びるように酒を飲み、
暴れまわりたい気分になってもおかしくない…。w
僕自身はこの案件での球団の山口俊選手への処断は、
迷うことなく『解雇』で良いと思いますよ。
プロ野球選手どころか、いち社会人として失格している。
ならば、プロ野球選手としての
地位も報酬も与えるべきじゃない。
示談が成立したからと言って、
彼のしでかした愚行や暴挙がリセットされたワケじゃない。
しかもその犯行にはプロを名乗る人間として
情状酌量の余地もなく、
おいそれと許される案件なんかじゃない。
ここは「球界の盟主」やら「紳士たれ」やら
小綺麗な言葉を掲げてきた読売ジャイアンツならばこそ
しっかりとした処罰を下すべきだった…。
そしてその後は、いまさら何を感が否めないけれど、
彼の言うトコロの「社会人としての律」とやらと共に
反省の色が表れて見えてきたと判断できれば、
来シーズン以降に、「最低年俸」で再契約をすればいい。
まさに「一からやり直す」って話ですよ。
だいたいこういうのは
しっかりと厳罰によって裁いたほうが
彼自身にも球団にも、そしてファンにも
いわゆる三方良しになると思うのですが…。
現状はどうにもムズムズしたおかしな幕引きで、
ここ最近上昇するばかりの
読売巨人軍の「永久に不潔度数」が増加するオチですかね…。
蓮舫代表の二重国籍"大"問題
『日本国』の政治家は『日本人』しかなれません。
つまりは、「日本の政治家」である限りは、
その政治家は「日本人」でないとおかしいってことです。
しかして、名目上というか数字上は
この国の野党第一党でもある
ごちゃごちゃと雑音を響かしている今日この頃…。
ま、ぶっちゃけた話、僕個人的は、
これがそれほどの問題になるような案件とは思えません。
それこそ彼女が日本の政治家をやってるんだから、
そりゃ「日本人」で在らないと
いろいろな問題が噴出してくることになります。
だから「日本の政治家」をそれなりに長くやっているわけだから
その存在と行動自体がすでに
「日本人」であるという証左になるんですよね。
だからこそ!!
日本の野党第一党であり、
そこの代表でもある蓮舫氏には
そんなあたりまえの自己証明を
さらっと行う義務と必要性が在るわけですよ。
ところがもう、なんというか、
はたから見ていてイライラするレベルの
後手後手でグダグダなポンコツぶり…。
前述の通り、「日本の政治家」を続けられてんだから
そりゃ「日本人」ってことなんだから
その証明になんの問題があるのかってことですよ。
で、ここらのおかしな隠蔽っぷりは、
そんな単純な自己証明ができないほどの
後ろめたい何かが彼女自身にあるって疑うのが
妥当なところでしょうね…。
世間一般の声だと、
過去のドヤ顔でのインタビュー記事等と
細かなつじつまが合わず、
結果的に「嘘」をついていたって事がバレてしまうので
公表をさけているってのがよくある解釈ですね。
ま、僕もだいたいそんなところだとは思いますね。
民進党代表なんていうたいして高くも思えない立場のせいか
彼女自身のちっぽけなメンツやプライドのせいなのか
真相を明かせないって状況でしょうね…。
ただある程度まで詰めば、正直そこらあたりなんか、
適当に謝罪しつつごまかしていけば、
昔ほど盤石じゃないにせよ、
現状でも未だマスコミは民進党サイドに甘い所が多く、
更には安倍内閣のように急落がニュースになるほどの
支持率もないんだから、
いくつかの新鮮な芸能人のゴシップ記事でも出てくれば
あっという間に話題にのぼらなくなりますよ。
だからさっさと戸籍でも公表して
結果的にちっちゃな政治的勝利でも獲ればいいのにも関わらず
グダグダといつまでもいつまでも…。
で、過日の都議会選で敗北。
数字上ではそれほど減ってないように報道されますが、
選挙前に大挙して所属議員等が民進党を離れて行ってるので、
実情は、いわゆる「勝負が始まる前に……」
ってアレなんですけどね…。w
ま、この敗因が彼女の二重国籍問題だけなんて思いませんが、
これを遠因の一つくらいに数えたくなる民進党関係者も
少なくないことでしょう。
故に、この件に正面切って批判を唱えだすものも現れて、
ようやく蓮舫代表も「戸籍謄本の公表をする」
そんな報道が出てきました。
で、僕はこの報道を知ったときに、
民進党の関係者は皆が口を揃えて、
「やれやれ……
ようやく決断してくれたか……。」
と、つぶやき…
内心ずっと秘めていた苛立ちを
ようやく開放できる安堵感に
うち震えてるものだとばかり考えていました。
政局はここにきて民進党の仇敵である安倍政権が
あれやこれやで、なんやかんやで、
足元がかなりグラついてる好機。
ここを置いて攻め時はなし。
(ま、攻めた所で成果や凱歌はどうなのって気もしますが…w)
どうしても地味に利敵行為になってしまい
いまいち士気が上がりきらない感じ…。
そんな時にようやく大将が、
自身の喉に引っかかった小骨をとってくれる。
よし、これはいい流れだ!!
しかししかし蓋を開けてみれば、
なにやらおかしな新展開に……。
ま、一部なんでしょうが、
「蓮舫代表の戸籍謄本の公表は
いらぬ差別を助長する」
と、来たもんだ……。w
なんじゃ、それ……!?
何度も言ってますが、
「日本の政治家」が「日本人」であることの証明ごときに
なぜ「差別」とかって言葉がでてくるんですか…?w
むしろ、「隠しとおさねばならない国籍」というものがあるなら
そんな社会こそ「差別」のある社会ですよ。
本音や現実はともかく、
タテマエや理想が売りの政治家の意見ではない。
「あなたの【国籍】は問題があるから、
この国では"公表"してはいけない。」
こういうことを、
件の発言をした民進党関係者は
普段から考えてるって事になります。
だったら、蓮舫代表の国籍の公表で
差別が助長されるようなおかしな社会を
まず何より変えていくことが最優先事項でしょ!!
蓮舫代表の行動を諌めるよりも先に!!
そしてココからは、
この二重国籍問題の拡大解釈、
というか、
妄想解釈になりますが……w
蓮舫代表の戸籍公表を差別と断じた連中は、
明らかに日本国の、そして日本人の
名誉を毀損する考えで発言してますね。
安倍政権の右傾化や軍国主義化という
イメージ戦略に絡めたいのか、
いわゆる外国出身の人間に対して、
日本国は、日本人は、寛容ではなく、
むしろ差別的に捉えているという、
流行語候補でもある印象操作ですね。
諸外国は歴史的にも移民が盛んで、
国籍や出身国にあまりこと細かくこだわらない
ところが日本国はなんて閉鎖的で…排他的で…
ま、諸外国もそんな安易に簡単に
国籍が取得できるワケじゃないんでしょうけど、
そこらへんをぶっとばして
日本のガラパゴスっぷりを悪意たっぷりで
喧伝したいんでしょうね…。
さらには、周辺国でダントツ、いや、唯一と言ってもいい
友好国である「台湾」にからんだ人間を、
日本国は、日本人は、差別しているって印象操作もあるかも…。
日本に対して大きな親近感を持つ台湾を
あざとく横目でチラチラ見ながら、
「ほらほら~、あなた達の好きな日本人は
台湾出身の人間を台湾出身ってだけで差別してますよ~」
そんな感じで日本を孤立させてやろうっていう、
暗くてセコいネガティブキャンペーン。
たかだか「日本の政治家」が「日本人」であることを
証明するってだけで、
なんで「差別」みたいな言葉を持ち出してくるのか…?
もはや政治的っていうよりも
病的って感じがしてうすら寒いですよ、
ホント……。
『共謀罪』は人の為にならず
6月15日の未明に、
いわゆる【共謀罪法案】が可決されました。
ご大層に「速報」を打つメディアも少なくありませんでしたが、
確かにニュースはニュースでしょうけど、
わざわざ速報で伝えるような案件でもないでしょう。
これが逆にこの【共謀罪】が土壇場になって廃案になったとか、
はたまた成立直後に、国会前で騒いでる反対デモ参加者を
どこからともなく現れた秘密警察によって
それこそ「中島みゆき」のあの『世情』をBGMに
一斉に検挙され出したって事案なら、
それはもう「速報」中の「速報」レベルでしょうけども…。
ま、このようにいつもの野党とマスコミと一部の市民によって
とにかく騒ぐだけ騒いだだけ。
それもね、きっちりと今、世界を揺るがす「テロの脅威」について
侃々諤々と激論を交わし合うのなら理解もできますが、
見てもわかるように、もはや「テロの脅威」なんてそっちのけ。
【もしも共謀罪が適用されたら~】
そんなお題でのつまらない大喜利を
野党やマスコミが大々的に繰り広げてるだけ…。
そういえば今回は特別ゲストとして、
文字通り「国連の"方"から来た人」の
打ち合わせが十分じゃなかった駄作が届いてましたね…。w
「テロなんてどうでもいい
「テロに巻き込まれて死のうが知ったこっちゃない
実際はこんな論調での、【共謀罪】潰し…
……じゃないですね。
野党もマスコミも、この法案をハナから潰すことなんて
できっこないってのを重々承知で、騒いでるんですよ。
共謀罪憎し。
いや、その共謀罪を企てた
安倍自民憎し。
で、それをアピールすることによって、
野党議員は、自身の政治家の立場を安定させてくれる
彼らの言うところの「国民」とやらの支持を集めてるだけ。
いわば、政治活動ではなく選挙運動の一環なんですよね…。
そしてその、今の野党支持者はもう病んでるというか…、
終わってるっていうか…、
とかく安倍自民を叩くだけしか、
こけおろすだけしか頭にない。
そしてそうすることこそが、
改革だの革命だのと、
自己陶酔に溺れているんですね…。
ぶっちゃけそんな特殊な人間たちのお戯れのために
その他大勢の、まさに我々無辜の大衆が
おかしな具合に危険にさらされてしまうわけですよ。
そんな中で成立したこの【共謀罪】
正しくは【テロ等準備罪】と言うそうなんですが、
もはや早々に骨抜きの感があります。
今までだったら多少グレーゾーンでも
「疑わしきはしょっ引く」的に事を進め
テロや甚大な犯罪を防ぐ名目で
強硬手段に出ることもあっただろうけど、
今後はこの法案のせいで、逆におかしな枷がついてしまい、
惨事を未然に防ぐ価値よりも、
間違ったり失敗したときのリスクが大きくなる本末転倒に…。
結果、警察機構も市民の安全よりも
自身の保身を選ぶことになり出し
現場で二の足、三の足で地団駄を踏み続けてるうちに
とんでもない悲劇が起こってしまう可能性も大きくなる。
反対してる人間の中には、
「まさか日本でそんなテロなんておきっこないでしょ」
そんなお花畑が満開の人もいることでしょう。
しかし、昨今のテロの手口をみればわかるけど、
もはや銃や爆弾や毒ガスなんてなくてもいい時代。
そこらを走ってる自動車やトラックに乗り込んで、
あとはアクセルをベタ踏みして加速し、
無防備な人混みの中に突っ込んでいけば
インスタントで、しかし冷酷なテロのできあがり……。
そう考えれば、道を歩いてるすべての人が
明日にでもテロ被害に合う可能性がゼロじゃない脅威。
そんなリアルなクライシスが日常の中で
手ぐすね引きまくってる社会なのに
反対派はそのお花畑な脳内でのつまらない
誇大妄想で被害妄想な大喜利大会…。
そして、仮にそんな悲劇が現実に起こったとして、
この【テロ等準備罪】の精度や感度を下げまくり
横やりで穴だらけのザル法にしたことを
反対派連中が深く反省をして、殊勝に社会に詫びるかと言えば、
絶対にそんなことはありえないでしょうね。
おそらくはドヤ顔でふんぞり返って、
「ほらみろ、【共謀罪】なんてもの、
なんの役にも立たなかったじゃないか!!」
きっとこういう発言をすることでしょう…。w
「【共謀罪】は世の為、人の為にならず。」
我々はいつまでこのような特殊で困った人間たちに
足を引っ張られ続けなければならないんでしょうかね……。
『籠池不発弾』備忘録
桜吹雪の季節が来る前に、
なんとかとりあえず「年度末」の嵐を乗り越えて
ようやくこういったものを書く余裕が出てきました。
とは言え、ここひと月ほどはこれと言った話題もなく
かろうじて盛り上がったというか、
いやいやどっちらけだったというか、
例の「森友学園」騒動くらいが記憶に残るくらいの
退屈な凪っぷりでしたね。
そしてこの「森友学園」騒動も、
「いったい何だったんだ…?」って感じの
グダグダ感が否めないものでした。
現状では、原点回帰じゃないけれど、
「教育勅語」ネタが蒸し返されていますが、
当初はこの「森友学園」のおかしな教育姿勢があげつらわれ
モザイクをかけときゃ問題なし的なマスコミの横暴さの中
あの違和感しかない言葉を連呼する幼稚園児の映像が
幾度どなくテレビで放送されてましたね。
ただアレなんかもどうかと思いますよ…。
これでもかってくらいに「福島県」に対して
放射能汚染のイメージを刷り込み続けた
そんなマスコミや野党政治家、市民団体のせいで
福島県出身の子供たちが理不尽な差別をこうむって
そのままイジメにつながってったっていうのに、
今またそれとよく似た図式を作り上げようとしている愚挙。
この過度な情報化社会。
「森友学園」通園や出身の子どもの特定なんて
そうは難しいことでもなく、
結果的にまた、「森友菌」やら「籠池病」なんていう
おかしなレッテル貼りされてのイジメの種になりかねない。
しかしそんなことなどお構いなしに、
「安倍バッシング」に使えるものなら
幼稚園児だろうが容赦なく利用する、
そんな連中の鬼畜っぷりが目に余りましたね…。
で、その後は、「森友学園」の時代錯誤な教育姿勢と
「安倍政権」の右傾化や軍国化を結びつけて
相変わらずの印象&扇動報道を展開していました。
そうなるといつものように、
諸々のスキャンダルがあちこちからあふれだしてきて、
不自然なカネの流れだの、政府関係者との不適切な関係だのと、
お決まりのコースに…。
ところがところが今回は、
なんか妙な脱線と言うか、逆流と言うか、
今公演でトリックスターっぷりをいかんなく発揮した
何故かそれまでの「親安倍」姿勢から
「アンチ安倍」に180°方向転換したもんだから
話がおもしろおかしくなってしまった。
それまで【安倍ー籠池ライン】で
ひとまとめにして叩いていたはずの野党連中が
わざわざ森友学園詣でまでして密談して、
そこで何の計画を練ったかしれませんが
今度は安倍首相の夫人である「安倍昭恵」氏に
ターゲットをむける方策に出ました。
で、あの証人喚問で、
昭恵夫人に関しての重大な秘密が暴露され、
その爆弾を以って安倍政権の崩壊を目論む。
そんな筋書きを考えてたりしてたんでしょう。
ところが蓋を開けて見たらなんのことはない
残念すぎる不発弾の連発…。
ざっくり言うならば
「話の中に"昭恵夫人"の名前が出てきただけ…」
これがね、
その昭恵夫人とのメールに突出した何か、
例えばやたらと回数(昭恵夫人からの返信)が多いとか、
昭恵夫人の側近との接触の仕方が妙に不自然だとか、
そんな感じならば、
その関連する事柄が明らかに"クロ"じゃなくとも、
違和感を補填するような説得力が伴った情報となり
まだそれなりに爆弾の威力もあっただろうけど、
あの程度のお使いレベルじゃどっちらけもいいところ…。
ま、最近は、保育園を落ちただけで日本を殺そうとする
そんなテロリストが下品な奇声をあげ、
またそんな人間を支持し擁護する
テロリスト支援議員やマスコミも少なくなく、
そんな中で、幼稚園やら小学校やらの
教育環境を整えてる感のある団体や人物には
政府関係者もハードルがさがってしまい
どっかしらガードが甘くなったところはあったんでしょう。
そこに昭恵夫人らへんがつけこまれたのかも…。
されどそこに致命的な落ち度を見つけることもなく、
安倍首相がおもわず「むむむ…」って口に出すこともなく、
政府側からすれば杞憂どころか拍子抜けで終わったイベント
そんな感じでしたね。
悪あがく野党はそれでも、
「昭恵夫人」の名前が出たってことで
ま、一国民としてみればもう「いやがらせレベル」で
昭恵夫人の証人喚問を求める姿勢を示しましたが、
現在ではまるでそんな話はなし…。
中には、一般人である籠池氏が、
偽証罪で捕まる危険性を押して証人喚問に応じたのだから
安倍首相の妻であれど同じ一般人である昭恵夫人にも
証人喚問にでる義務があるなんて無茶な意見もありました。
更にはエスカレートして、
籠池証言に出てきて関連する人間は
ことごとく国会に呼んで喚問ならぬ尋問をするべきだ!!
そんな暴論も飛び出してきて…。
ただ野党やマスコミがこんな事を言っちゃダメですよね…。
こんなのが通用するんだたら
もう「疑わしきは罰せよ」な社会ですよ。
今も野党やマスコミがしきりにおかしな批判している
【共謀罪】なんてのがあって、
彼らが言うには、
反政府デモや反対集会のみならず、
数人が集まって立ち話していても警察権力が
有無を言わさずしょっ引けるという、戦前の悪夢な悪法。
そんな無理なイメージ操作を行おうと躍起になってますが
そのくせ今回での
「籠池証言に関連する者はすべて
偽証罪でしょっ引ける証人喚問させろ!」という
とんでもない暴挙を肯定する。
連中からすれば、「反政府無罪」や
「安倍バッシングに法律なし」って姿勢なんでしょうけど、
ベクトルが違うだけで、
これこそがまさに戦前の日本社会そのものだと
思うんですけどね…。
しかしそんな先鋭的な動きすらもろくすっぽできない
ここらが野党側の"らしさ"って言えばそのとおりな
グダグダ展開が始まります。
昭恵夫人の名前が出てきたメールの重要性を
野党サイドがしきりに訴えていた所に、
そのメール上を賑やかすことになりました…。w
そこで民進党もうまく対応すればいいものを
マスコミに対してその部分だけの削除を強要し、
またマスコミのほとんどがそれに応えてしまうという愚挙。
しかも、「昭恵夫人絡みのメールには信憑性があり
「辻本議員のほうはまるでデマでデタラメ!!」
そんな、たとえその通りでも、傍から見てれば
「怪しんでくださいな」って言わんばかりの
ダブルスタンダードな行動に出てしまい、
あげく、みなさんご存知なことに、
この「辻元清美」議員という人は
ある意味でネット民から絶大の人気を誇る政治家であり、
瞬く間にお祭りが始まってしまい、
どんどんどんどんおかしな方向へと事態が転がりゆき…。
そして今では、昭恵もメールもどこへ行ったの?って感じで、
最初に書いたとおりに原点回帰にもどり
「不自然なカネの流れ」や「教育勅語」で
政権側の不備をつっつくレベルの話に成り下がりました。
どうでしょうかね…
与党側からすれば復讐と幕引きで
籠池氏の逮捕あたりまで持っていって
あくまでも悪かったのは「彼自身」で解決するんですかね。
そして野党は、その流れ作業に異を唱えつつも
一度は「籠池派」におもねった引け目から、
いつもの反対"姿勢"は見せても
積極的な反対"攻勢"には出られないでしょうね。
元より武器も燃料もまるでないんですから…。
【国会鳴動、うさんくさいおっさんが独り…】
時折しも、シリアで米軍が電撃的に軍事行動に出て、
事態は混迷の真っ只中に突入する気配。
そして我らが極東アジアではまさに
狂い続けている北朝鮮情勢が
危険水域にまで迫ってきている状態。
【一寸先は闇】なのに
平和ボケな政治家ばかりで…。
『明王伝レイ』の頃の「幸福の科学」はそれほど悪いイメージはなかったんですが…
『明王伝レイ』というマンガがありました。
こちらは今もなお、変わらぬタイトルで連載の続く
『孔雀王』(画風はかなり変わりましたが…w)ともども、
宗教系マンガのはしりであったマンガの一つです。
ご存じの方には蛇足情報ですが、
宗教系マンガと言っても、これらは説法や説教と言った
教義や道徳を書き連ねた退屈なものではなく、
むしろ、不道徳というか不謹慎というか、
かなりの"エロ"で、けっこうな"グロ"で"
ある意味で"ナンセンス"な仕様の作品でした。
それでもキリスト教的な神や悪魔に
妖怪やモンスターと言ったファンタジー要素も取り入れ、
そのあたりのオカルトや伝奇ものが好きだった僕は
今に至っても、ハマり続けているジャンルの作品群です。
そんな感じで愛読していたこの両作品の結末は、
いかにも少年誌連載のマンガ特有である
強大な敵をやっつけての大団円で、
いわゆるところの
"世界に平和を取り戻せた"END。
そして『孔雀王』は前述の通り、
時を越え、画風を変え、
今も神や悪魔と闘い続けています。
で、『明王伝レイ』の方はと言うと、
大団円で終わった直後に始まった第二部では、
こちらは終わって直ぐってこともあり、
画風は全く変わりませんでしたが、w
作風がすっかり変わってしまってました。
それこそ、説法や説教を語る、
普通で真面目な教本マンガになりました。
ただその内容は、小難しくて退屈なものではなく、
教えを説きながらも上手に漫画の世界観にも寄せ、
読み物としては十分楽しめるものだった記憶があります。
ま、タイトルばれもしてるんで、w
早々にぶっちゃけた話をしてしまいますが、
この『明王伝レイ』の宗教観は、
例の「幸福の科学」の教義を踏襲しています。
マンガの巻末にある参考文献リストには、
その「幸福の科学」系の著作物が
ところ狭しと並び倒していますからね…。w
ま、ウィキペディアをはじめてするネット情報なので、
その信憑性は定かではありませんが、
この作品の原作者である「菊池としを」氏は、
当初は単なる参考文献として読んでいただけの
「幸福の科学」の教えに徐々に傾倒し、
最終的には入信した経緯とのこと。
だから、「幸福の科学」からの
指示の有りや無しやはわかりませんが、
この『明王伝レイ』というマンガには
「幸福の科学」の教義や世界観が色濃く反映されている、
そう言っても過言ではありません。
ただ、この作品をリアルタイムで読んでいた当時は、
まだ現状ほど「幸福の科学」にそんなイロモノ感はなく
僕としてもオカルト系の書籍のひとつって理解でした。
古い記憶なんで、思い違いや
多少の改変はあると思いますが、
僕の記憶に残ってる、
教えというか基本理念は、
____日常を常識人として、
一般人として生きることこそが大切
無理でおかしな修行や、
意味の分からない形ばかりの読経よりも、
とにかく「普通の人」として生きることこそが重要と説き、
定番の御守や御札にはじまり、
数珠だ水晶だ壺だ仏像だと、
うさんくさい霊験があらたかな、
いかにもなマジックアイテムに対しても警鐘を鳴らし、
___神仏が"物"に宿るはずがない!!
そう、断言する。
なかでも僕の記憶に残っている中で
なるほどと納得してしまった教えに、
『漏尽通力』の話があります。
___ブッダ(覚者)となったお釈迦様こと
「ゴータマシッダールタ」は数々の超能力を身に着けた。
透視や瞬間移動。
未来予知や他人の心を読む力。
されど、奇跡を事もなげに行うことのができる
そんな強大な力を持ちながら、
ブッダが最も大切にしたのは、
『漏尽通力』という能力。
これは言ってみれば、
そんな「超人的な能力を"使わない能力"」
超人的な力を使って、
いつでもどこでも奇跡を起こしたならば、
なるほど世のため人のためになるかもしれない。
でも、それは超能力を使えるものだけの
一時的で即物的なものに過ぎず、
結果的には人を救うことにはつながらない…。
人を救うには、「超人」ではなく
『常人』で在らねばならない。
そしてそれは「奇跡」ではなく
『努力』によって成されるべきだ、と。
ま、要するに、超人的な才能や能力があっても
それをひけらかしたり、見せびらかしたりして、
「オレ様、カッコイイーーー」 とか
「私の教えに従いなさい!!」 ってな具合の、
自己満足に浸ったり、
自己完結に陥ったりしてはいけない、と。
これは「幸福の科学」産の知識じゃないけれど、
【信じる者は救われる】とか
【叩けよさらば開かれん】と言った、
条件付きでしか救ってくれない狭量な一神教と違い、
仏様自らが手を下して救うのではなく、
人間それぞれが自らの内にある【仏性】を磨き、
身近な「助けられる人」から助けていくという、
いわばセルフサービス的な救世観なんですね…。w
だからこそ、やたらと自己アピールして
ええカッコしてる奴とか
必要以上にいちびってる連中なんかは、
仏教の道からは外れてる訳です。
それこそ、
「啓示が届いた」だの
「霊言が聞こえた」だの、と
おかしなカッコでおかしなこと言ってるどこぞの教祖様は、
『仏教の道』からも
『漏尽通力の教え』からも
完全に逸脱してるってことですね…。w
そう言えば、
いわゆる悪霊と呼ばれる低級霊や動物霊は、
宗教指導者を狙って誑かす、なんて記述を
「幸福の科学」系の書籍で見かけた事があります。
盲信で狂信の人間を多く引き連れた、
そのてっぺんの存在をおかしくしてしまえば、
あとはドミノ倒しで大勢の信者ごと狂わせることができる。
それを今まさに目の当たりにしてる瞬間ですかね……。
その後に『天空の門』という、
これまた、心霊とオカルトと宇宙モノをごっちゃまぜにした
僕好みの作品を発表されました。
(「トンデモ説」等のそっち系を楽しめる人にはオススメ)
しかしこれを最後に例のナントカって若手女優さん同様に
「幸福の科学」専属の漫画家になられたらしく、
長く菊池先生の次回作とやらには巡り会えぬまま…。
ま、それこそ『漏尽通力』を駆使し、
皆と同じような日常の中で、
常識のある一般人として描かれたマンガならば、
なるほど面白い作品を産み出せたでしょうが、
現状のあんなつまらない宗教の檻の中の超人じゃ、
読みたいって期待すら膨らみませんけどね……。
ニュース逆回転 2月12日~2月18日
二週間ぶりのニュース逆回転。
先週(2月12日~2月18日)は何かとあれこれあって
ネタ探しにそれほど困りませんでしたが、
その前の週(2月5日~2月11日)は、ホント何もありませんでした。
最後の方で日米首脳会談が開かれましたが、
それ以前のニュースでは、
東京都民以外には全く関係なしとまでは言いませんが、
あんまり関心の持てない豊洲問題とか、
往年というか、常識以外は老年の元アイドルが、
『線路にGO!』なバカッターをあげて叩かれてたくらいで
言うほどの、取り上げたり掘り下げたりするレベルじゃなかった。
しかし先週は、
トランプ政権になって初の日米首脳会談に始まり、
芸能界では周期的に現れては消える
「困ったちゃん」で「かまってちゃん」なタレントが
騒動を起こしてはワイドショーを席巻し、
そうこうしている内にグローバルでは、
国際社会の「困ったちゃん」で「かまってちゃん」な独裁国家が、
いろいろとはた迷惑な事件を起こすという
ネタには困らなかった怒涛の一週間。
まず、日米首脳会談で言えば、
安倍首相ってのは、そつがないってのは確かなんでしょうけど、
それ以前にツイてるっていうのか、
いい感じにコトが進んでいきますよね。
下馬評では、
「トランプ政権は対日本に関しては厳しく接してくる」
そんな雰囲気がありましたし、
そんな流れで実際に行く方針だったと思いますが、
いかんせんその対日強硬で行くロードマップよりも先に
トランプ政権がすでに道に迷い込んでしまっている状態。
諸々の強硬的な【大統領令"砲"】への批判や、
何ひとつ始まっていないにも関わらず
いきなりの政権内の足並みの乱れなどによって、
外交の良し悪しよりも先に
大統領としての資質を訝しむ空気が澱み、
結果、此度の日米首脳会談は、
内容よりも外装をデコレーションする色合いが強くなった。
つまりは、とにかく「いい感じ」に見えることを第一にした、
いや、せざるを得ない状況での、
日米首脳によるパフォーマンス会談に終始。
挙句、みなさんもご覧になったとおりの、
おっさんとじいさんのイチャイチャっぷりを
苦笑いで見る羽目になった、と…。w
ま、そんな出来レース感は否めませんが、
とにかくあの変人で狂人のトランプ大統領を
上手にあやした安倍首相は、
当然外交の成果としては合格の評価を得る結果に。
そうなってくると面白くないのは、
日本の野党とその共謀者が大半のマスコミ連中。
当初の対日強硬的な言動で、
安倍政権の敵となりそうなトランプ大統領に
「敵の敵は味方」とばかりに
ほのかな期待を寄せていた感もあったでしょうが、
今回のラブラブ会談を見せつけれてしまったらならば、
「ムキキィィィィーーーーー」とばかりに身を震わせ、
「敵の味方は敵」モードに手のひら返しし、
なんじゃかんじゃと難癖をつけるいつのもパターンに。
そのなかでも、
すでに国際社会や国内世論で懸念されている
「イスラム教徒」排除の姿勢にやはり噛みつきましたね。
以前もここで書きましたが、
TPP関連での話は野党にもヤブヘビになる可能性があり、
自由経済を目指していた安倍政権のアンチとして
保護主義的な立場であった野党はそこを批判しにくい。
他に目立ったトランプ・ドクトリンで言えば、
メキシコとの国境線における嘆きの壁問題。
(結果的にどっちにとっての嘆きになるかわかりませんが…。)
これなんかを日本の野党が声を大にして言うには
違和感や迫力不足が否めません。
そうなると、
「難民の人かわいそうーーー」
って感じのバカ・ポピュリズムを煽れそうな
「入国禁止」問題を取り上げるしかありません。
ま、自由や平等、慈悲や博愛を掲げるならば、
この差別的な分断政策は非難されてしかるべきだし、
曲がりなりにもそういった小奇麗な言葉で着飾った
民主主義国家を標榜している日本国の首相ならば、
このことに関し、厳しく当たる必要性もあるでしょう。
でもね、それじゃあ、
その清く正しく美しくあらんとする我が日本国が、
はたしてどれほどの難民を受け入れて来ましたか?
「今までは難民を無条件で受け入れていたけど、
自国民をテロから守るためにも難民受け入れをストップする」
建前上はこういう立場のアメリカ大統領に、
難民の"な"の字も知らないような国のトップが
「あなたの政策はまちがってる!!」
なんて言う資格はないですよ。
それこそ「お前んトコが言うな!!」で一蹴されること請け合い…。
もちろん難民政策をないがしろにしてきた感のある
日本政府や安倍政権を、野党やそれに追随するマスコミが
あげつらったり叩いたりする言論の自由はあります。
しかしそれならば、
安倍政権の「難民政策」の不備を批判・非難するからには、
それを訴える野党勢はきっちりとはっきりと、
難民や移民に対しての党の姿勢を表明しなくては、ね。
党是や選挙の公約・マニフェストに、
「我が党は中東・アフリカを始めとする世界中の
テロや政治的混乱において発生した難民を受け入れる用意が有る」
こう堂々と書き記し、そして喧伝し、そして周知させ、
更には、その難民の「自由」と「人権」と「豊かさ」を保障するための
政策や財源を明確にしなくては行けません。
もちろん法改正も必要だし、
財源の確保なんかでも、かつての埋蔵金云々なおとぎ話ではなく
税制の見直しや国民の負担も訴える必要性も有るでしょう。
ここくらいまで野党側が、
真摯に真剣に「難民政策」に取り組んでいるのならば、
なるほど安倍政権の「難民無策」を叩いてもいいでしょう。
ま、こう書いてみれば、
こんなこと今の野党には絶対ムリな案件ですよね…。w
事実、難民問題に関しては、
超党派、否、大政翼賛会ばりにで仲良く「無関心」を決め込んでる。
国内でも救いきれてない人間がたくさん居て、
しかもその層に取り入っているのが野党勢力。
そこらの不満進行形の支持層の
自由や権利や豊かさを減らして、
票も献金もない難民をかばう理由も必要もない。
この点に関しては、与党側と利害が一致しており
表立って、もしくは踏み込んだ攻撃姿勢は示さない。
今回の日米首脳会談での難民問題での批判も、
とりあえずのネガティブ・キャンペーンに過ぎません。
現実ではしょせん野党勢力が結集したところで
「保育園に子どもが落ちたって母親」の罵詈雑言を
流行語にするだけの浅慮と小細工しかできないレベル。
今そこに居る(実際は居ないかもしれませんが…)人間すら
全く救えてないし、また救う気があるのかすら疑わしい、
そんな野党勢力に、此度の会談を批判する資格はないですね。
ところがそんな野党勢力が、
不遇で不幸な難民にはまるで無関心のくせに
やたらと気にかけたりかばう姿勢を示すのが、
お隣の「困ったちゃん」で「かまってちゃん」な国々…。
とりわけその傾向が強い北朝鮮がまた面倒事を…。
正直、ミサイル発射や核実験くらいじゃもう、
国際社会の気を引くことが難しくなってきてるんですよね。
ま、その対策で今回の暗殺事件を遂行したとは思いませんが、
北朝鮮指導部がこの結果を望む望まぬに関わらず、
国際社会は『この国』に対して改めて
違和感と不快感を得ることになったでしょうね。
しかしとんだはた迷惑なのは
暗殺の舞台となったマレーシアでしょうね。
これといったメリットもないのに
鬼っ子北朝鮮と数少ない友好国をしてやってるのに、
まさかその国の往来で堂々と凶行に出るという…。
さらには、同じくそれほど敵対関係ではない
これって当該の国にとっちゃ、面倒くさい話ですよ。
この狭い世界になったいま、
海を越え、山を越え、時差を越えて、
地球上をところせましと移動するのが容易になった。
その旅人の移動の保障をしてくれるのがパスポート。
そしてその通行証を発行する国の信用が高ければ高いほど
世界を股にかけた旅はシンプルでスムーズになる。
そんな環境の中で、
こんなエゲツない凶行をしてしまった国の住人は、
当然のように目をつけられるし、
否応なしに色眼鏡で見られてしまう。
そして、ベトナムは例外としても、
事件に関係したマレーシアやインドネシアは
イスラム教徒の多い国家。
とくにインドネシアはなんかは人口数もあいまって
世界一イスラム教徒の多い国。
となると、直接的に関係ないにしても
IS(イスラミックステート)のテロリストとくっつけられて
他国への入国が厳しくなる可能性も捨てきれない。
どこぞの大統領様は、まってましたとばかりに
に今回のイスラム色の強い関係国名を書いた弾を
大統領令砲に充填している準備中かもしれません。
結局、ビザ無しで北朝鮮の人間が普通に行き来できてた
数少ないありがたい友好国の人間が、
とんだとばっちりで、他の国への移動が難しくなるかもっていう
まさに恩を仇で返す鬼畜の振る舞い。
そのうえで、マレーシアの主権をないがしろにするような
北朝鮮側の勝手極まりない無茶苦茶な言い分の数々。
しかし今回の事件で思うところは、
なんていうかこう…、
もっとこう…水面下で事を進められなかったものかと…。
暗殺もそうですし、その後の処理なんかはもっとそう。
あんな手がかりや足跡残しまくりの明るい暗殺をしたあとは、
我々が主犯格だとか、計画を主導したとは当然言いませんが、
それでも堂々と北朝鮮国旗をかかげた車で乗り込み、
ゴリ押し的に事態の終幕を図ろうとする。
あまりにもずさんで、
あまりにも稚拙…。
北朝鮮指導部はマレーシアが友好国だから、
「何をしてもかまわない」とでも思っていたのでしょうか…?
「何をしても許される」とでも思っていたのでしょうか…?
まるで子どものごっこ遊びのような危うさがある。
大人ならば、もっと駆け引きや取引きをうまく使って、
取り付く島をいくつか残すなり探すなりしておくけど、
子どもはそんなことまるで関係なし。
欲しいものは奪い取るし、
嫌いなものは壊しまくる。
勘定よりも感情が先にくる生き物。
だからこれから先の北朝鮮はどんどん幼児化し、
政治という大人の世界での予想がつかなくなる流れ。
そうなれば、まさかこの21世紀の時代に
もはや国家間同士の全面戦争なんて起こり得ない、
そんなのんきな希望的観測をぶち壊す有事が起こり得るかも…。
そんな『横にある危機』を尻目に我が国日本では、
なにやら面倒くさいペーペーの女優が、
いつもの面倒くさい宗教にからんで
てんやわんや…。w
ぶっちゃけた話、
このネタなんて、もうじき花粉症の季節にでもなれば
くしゃみひとつでどっかとんでいくレベルのものでしょ。
ま、芸能界は時折、こういう「お騒がせ枠」が現れて、
ワイドショーの尺稼ぎに貢献してくれるんですが、
だいたいそういう人って落ち目とか売名目的って感じの
悪く言えば、二流・三流ランクが相場なんですが、
若手有望株な評価の彼女がこの枠デビューしたって所で
ちょっぴり騒ぎが大きくなったようで。
ただ、そんな彼女が逃げ込んだ所が
「幸福の科学」っていう胡散臭いながら
地味~に活動を続けている宗教団体って要素が加わり
また少し違った方向へと…。
出家というのはリセット的な意味合いもあり、
望まなかった人生を打ち消しやり直すのならば、
その選択もわからなくもないのですが、
なんか聞けば、教団で女優業を続けるとか、
ゲス芸能人御用達の「暴露本」なんてのを出したりと、
やっぱり「やれやれ…」な形で落ち着きそうですね…。
ちょっとこの「幸福の科学」について
思う所を書きたくなって来たんですが、
5000文字に近づいてきたので、
このネタはまた後日に………。