"ネット回線&プロバイダー変更"ラプソディー その2
前回までのあらすじ…
と言っても、シンプルに言えば、
上のタイトルにもあるように
「ネット回線とプロバイダーを変更しましたとさ…」
って事で終わってしまう話なんですが、
これには誤解と誤算が重なりあった、
ブログにして2回分3回分のネタになる出来事だったのです。
ま、いちばんの誤算はといえば、それは、
望みもしなかったネット回線&プロバイダー変更を
余儀なくされたってことなんですけどね…。
何の不満も不具合もなかったから、
変更する理由も必要もなかったんですよ。
ところが、ところが、
企業側の勝手な都合で…ね…。
さらに言うならば、僕はこういう変更とか新規登録によって
立ちはだかる事務的な作業や交渉事が、
本当に苦手で好きじゃないんですよ。
だから今回の変更イベントも
決して乗り気ではなかったのですが、
無慈悲に迫る「ADSL one」最後の日のリミットが近づく中、
重い腰を上げざるを得なくなってきました。
そして、苦手で嫌いってだけもあり、
僕はこういった件についての
知識も経験もまるでなかったせいか
おかしな誤解や疑心暗鬼に陥ることになって…
たとえばその誤解を例に上げると……
できれば月のギリギリの30日か31日まで
解約してはいけないと思っていました。
でも、その逆に、
決して次の月までは契約を続けてはいけない、
そうも思っていました。
これは要するに
ネット回線利用料金が月額で月極で、
月末のギリギリまで使わないと無駄になり、
そして、翌月になっても利用したならば、
たとえその月の途中で、
なんだったら、たった一日だけの利用後に解約したとしても
丸々30日分の料金を徴収されると思い込んでいたんですよ。
しかしその反面、そんな風に月末ギリギリまで粘り続け、
月明けで即座に新規で契約する回線の手続きを始めても
やはり諸々の事情でしばらく待たされる、
即ち、ネットの使えない日が続くという緊急事態に…
こうなってくると、
月極のネット料金を無駄にせず、
かつ、月明けでそれほど待たされること無しに
新たなネット回線を開通させるための方策として、
僕が選んだのは最終週の25日くらいに、
古い回線業者との契約を切り、
その流れで新たな業者との契約を結ぶというものでした。
料金的なダメージをなるべく少なく抑え、
かつ、インターネットの使えない期間を
極力短くするためのパーフェクトプラン。
そう……
その時はそんな折衷案が最も素晴らしく
最善の選択肢だと疑っていませんでした…。
結論から言いいますと、
今の(昔も?)ネット回線料金は、月極ではなく
ちゃんと日割り計算で決済してくれるらしく、
そんな理不尽な料金体系はないようでして…。
常識的に考えればそうですよね…。w
ネット回線業が数社だけの寡占業界なら
悪辣な談合なり裏取引なりで、
こんな鬼畜な所業もまかり通ったかもですが、
今のこのご時世じゃ、そんなやり方はデメリットしかない。
ま、このへんの情報はネット検索すればすぐわかる事で、
結局、無知蒙昧な僕は、優しく頼れる検索先輩にその後も
ネット回線業者の変更のHow toまでレクチャーしていただき、
目からウロコ落ちまくりで、あっという間に視界がひらけました。
それまでは、とにかく今の回線業者との解約だけが
最重要事項と思い、話を進めようとしていましたが、
ネット回線に関して言えば、そんな別れ話なんて二の次三の次で、
とにかく新たな婚約話を先に進めていくことが正解だったんです。
そして見つけたこの新たなパートナーはすこぶる有能で、
ウチはいわゆる据え置き型の電話も
それの変更手続きもつつがなく進めてくれました。
僕としてはもっとこう、別れ際において、
KDDI側とドロドロとしたやりとりがあって、
いくらか面倒くさい思いをする覚悟がありました…。w
が、なんのことはないその元カノであるKDDI側への連絡は、
新たなパートナーが光の速さでウチにやって来る日、
つまりNTT西日本の「フレッツ光」 が開通する日の前日に、
「明日からもう逢わない」って旨の「契約終了」の言を伝えただけ…。
そしてそれを実際に伝えた電話口でも、
すでにKDDI側にNTT西日本からの連絡が行き届いていたのか、
こちらへの未練も恨み節もなく、ただ、
「長い間のご利用ありがとうございました。」なんていう感謝の念。
望まぬ回線変更によるそれまでのいきさつで、
少なからぬ疑心と不満が湧いていたKDDI側に対しても、
ありふれたこんなテンプレートな最後の言葉にやられて
妙にわだかまりがなくなり、すっきりとしましたかね…。
さぁ、そしてはじまる「光回線」のインターネットライフ…
に、なるはずだったんですが、
ここからはいくつかの誤算が発生する第二幕のはじまり…。
ですが、
ちょっと長くなってきたので
これは「その3」で語ることにします。